...老人はちよつと顎で私のはうをしやくつて見せながら)中宮寺へ案内してやるところぢやから...
薄田泣菫 「中宮寺の春」
...御祖母の尼御台さまの御指図に依り鶴岳八幡宮寺別当尊暁さまの御門弟として僧院におはひりになり...
太宰治 「右大臣実朝」
...五日、癸卯、霽、鶴岳の別当公暁、宮寺に参籠して、更に退出せられず、数ヶの祈請を致され、都て以て除髪の儀無し、人之を恠しむ、又白河左衛門尉義典を以て、大神宮に奉幣せんが為、進発せしむ、其外諸社に使節を立てらるるの由、今日御所中に披露すと云々...
太宰治 「右大臣実朝」
...九州西国第三十二番は龍宮寺...
種田山頭火 「行乞記」
...この口よせのいうことは、一向とりとまりはないが、その文句のうちに、「口惜(くや)しい悲しいで気がとりつめ」とか、「この魂が跡を追いかけて引き戻してくる」とか、「東は神宮寺、西は阿礼(あれ)の社(やしろ)より向うへは通さぬ」とか、髪をふり乱し、五体をわななかせ、油汗を流して、呪わしい言葉を口走っている...
中里介山 「大菩薩峠」
...中宮寺の弥勒像もまた飛鳥彫刻の名作として...
野間清六 「百済観音と夢殿観音と中宮寺弥勒」
...宮寺抔(など)都(すべ)て人の多く集る所へ四十歳より内は余り行(ゆく)べからず...
福沢諭吉 「女大学評論」
...法隆寺のそばの中宮寺の観音である...
正宗白鳥 「冬の法隆寺詣で」
...延寿王院(神宮寺といふ)に入りて菅公真蹟を拝観す...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...大和(やまと)中宮寺の「天寿国曼荼羅」のおはなしがあった...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...秋田から横手に繋(つな)がる線路の中頃に神宮寺(じんぐうじ)という小駅がある...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...さきの隅田、高橋の大敗も見たろうに」「いや、あまりひどい負け方を喫したので、敵は、負け腹立って来たのだろう」しかし、衆言をよそに、正成の床几(しょうぎ)の辺では、和田、神宮寺、橋本、安間などの諸将から正季も前において、いつもに変らない正成の低目な声が、なにか諄々(じゅんじゅん)といっていた...
吉川英治 「私本太平記」
...「そのことは今も、これへ集まった和田、松尾、南江、神宮寺、佐備(さび)、橋本らの部将が、口をそろえてわしにすすめていたところだ...
吉川英治 「私本太平記」
...神宮寺太郎正師(まさもろ)は...
吉川英治 「私本太平記」
...神宮寺の新判官正房」「はっ」正房は...
吉川英治 「私本太平記」
...奈良の中宮寺と法華寺へまわった...
吉川英治 「随筆 新平家」
...中宮寺(ちゅうぐうじ)観音...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...中宮寺(ちゅうぐうじ)観音...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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