...謀主成親の死罪を宥めたりき...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...どれかの生き物はその調べでのこりの者を宥(なだ)めすかしている...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...幸子はそれを宥(なだ)めるのに一と汗掻(か)かねばならなかった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...幸子は宥(なだ)めるように云った...
谷崎潤一郎 「細雪」
...怒ルノガ一番体ニ障リマスカラ」婆サンハ赤ン坊ヲ宥(なだ)メルヨウナ口調デ云ッテ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...兎に角体が二つになるまで辛抱してお出(い)で』かう宥(なだ)めたり賺(すか)したりしたが...
田山花袋 「朝」
...「今本膳が出てる処だからな」母屋の方を見ながら一人が辰さんを宥(なだ)める...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...是は婆(ばば)が万作を宥(なだ)める言だ...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...宥恕(ゆるし)を乞うような哀れな眼つきで院長の顔を振り仰ぐと...
久生十蘭 「葡萄蔓の束」
...ただ二疋を宥命して白布の袋に餌を入れて与え...
南方熊楠 「十二支考」
...自分を自分で、つつましく、宥はり、なぐさめ、感謝し、鼓舞する...
吉川英治 「折々の記」
...悲痛な目を落しながら宥(いたわ)った...
吉川英治 「剣難女難」
...宥(なだ)めつかわした」「恐れ入ります」「謝罪して来い」「は?」「普請場へ参って...
吉川英治 「新書太閤記」
...半兵衛の病を宥(いたわ)ることも忘れず...
吉川英治 「新書太閤記」
...と九叔の妻は泣き泣き良人(おっと)を病床に宥(いたわ)り寝かせた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...柔かに宥(いたわ)ってくれる...
吉川英治 「田崎草雲とその子」
...母君を皆してお宥(なだ)めしておいてくれい」金奉行が退(さ)がるついでに...
吉川英治 「茶漬三略」
...それを宥(なだ)めようとはせず...
吉川英治 「宮本武蔵」
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