...俺は俺の痴態(ちたい)をそこに客観的に見るおもいで...
高見順 「いやな感じ」
...客観的には同一でも主観的には二つの世界だというようなことではないのだ...
高見順 「いやな感じ」
...客観的に、乱暴の張本人は、たしかに私なのである...
太宰治 「服装に就いて」
...ルンペンのよいところは自由! 主観的にも客観的にも...
種田山頭火 「行乞記」
...客観的には不安全な写実能力が...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...之によると色盲にとっては赤と青との区別は客観的に存在しないのだし...
戸坂潤 「科学論」
...即ち相対性原理の教えるように吾々は客観的に与えられた関係を直接に知り得るのではなく有限な速度の光線を介して認識するのであるが之は従来の実験物理学の信念と相容れない処であろう...
戸坂潤 「カントと現代の科学」
...客観的に見てみじめなものはない...
戸坂潤 「技術的精神とは何か」
...客観的には新聞紙類を指すことが出来る...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...まだその歴史的諸契機が充分にほぐされる処にまで客観的に来ていない...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...之に続いてバトンを受け取って走るだろう今後の諸内閣――国防六カ年計画の実施は今後の内閣の性質を客観的にそう規定するものだ――の本質には...
戸坂潤 「社会時評」
...獰猛(ねいもう)を客観的に虎の属性と見傚(みな)せば獰猛はついに虎の獰猛であって...
夏目漱石 「創作家の態度」
...この全体の気分に応じたものを客観的に拈出(ねんしゅつ)しようとするととうてい駄目であります...
夏目漱石 「創作家の態度」
...厳粛なる課題として客観的に我々に臨んで来るものでなければならない...
西田幾多郎 「絶対矛盾的自己同一」
...三首を挙げんになごの海の霞(かすみ)のまよりながむれば入日(いりひ)を洗ふ沖つ白波 (実定(さねさだ))この歌のごとく客観的に景色を善(よ)く写したるものは『新古今』以前にはあらざるべく...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...それにはできるだけ客観的に読まなければならず...
三木清 「如何に読書すべきか」
...知性が環境を客観的に認識することができるというのもそのためであり...
三木清 「哲学入門」
...客観的に注目をひくものであればあるだけ...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
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