...宗教は詩人と愚人とに佳(よ)くして実際家と智者に要なしなどと唱うる人は...
内村鑑三 「デンマルク国の話」
...家などはどうでも宜(よ)かりそうなものだが、実際家も要る...
大隈重信 「始業式に臨みて」
...支那の実行家(親孝行にも理論家と実際家との二通りがある...
薄田泣菫 「茶話」
...実際家賃は商品の売価にそれがかかって行くので...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...プラグマとしての実際的事物に応対する人間・実際家は...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...実際家の集団は理論家の夫を優越し得ない...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...又極めて有能な実際家だったことが...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...だが之では活動的な実際家が俗物で...
戸坂潤 「思想としての文学」
...博士の実際家らしい板についた引例や多量の学殖は...
戸坂潤 「読書法」
...人物は感心し難いが、そういう批評を聞いていると、実際家だけに、耳を傾くべきところが少なくはない...
中里介山 「大菩薩峠」
...子路はまた改めて師の実際家的手腕(しゅわん)に敬服する...
中島敦 「弟子」
...そこまで行かなくっちゃ承知ができないの」お秀が実際家になった通り...
夏目漱石 「明暗」
...研究の結果をどうするかなんてことは実際家にまかせておけばいい...
平林初之輔 「人造人間」
...実際家と現実家とを混同する勿れ...
北條民雄 「頃日雑記」
...時務に通じたる実際家が社会の需要に応じてその理論を実行するのを待たねばならぬ...
穂積陳重 「法窓夜話」
...かの女が実際家(じっさいか)であるということは...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...も一つは美妙斎のやうな抒情詩家風の空想家よりずつと実際家だつたやうに思はれる...
水野葉舟 「言文一致」
...性質は念に念を入れる神経質の実際家……Mはまたその頃から矮躯(チビ)の醜男(ぶおとこ)で...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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