...「顧ルニ宇内列国ノ進勢ハ日一日ヨリ急ナリ今ノ時ニ当リ紛争日ヲ曠クシ遂ニ大計ヲ遺レ以テ国運進張ノ機ヲ誤ルカ如キコトアラハ朕カ祖宗ノ威霊ニ奉対スルノ志ニ非ス又立憲ノ美果ヲ収ムルノ道ニ非サルナリ」との御諭であった...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...なんとなれば今日宇内(うだい)の経済世界の現象は実にこの言の空望にあらざることを吾人に向かって保証すればなり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...いずくんぞ宇内(うだい)の形勢を洞察して武備主義を一変して生産主義となし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...濤舞うの今日において宇内の大勢に抗せんとする...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...宇内の知識をきはめて日本の安泰を護らんとする氣象こそが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...或は宇内の大勢に對する維新の宏謨と相容れざるの陋を形したりと爲せり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...特に『宇内(うだい)混同秘策』なる論説の如きは...
中里介山 「大菩薩峠」
...信淵の如きは宇内(うだい)を呑吐(どんと)するの見識あり...
中里介山 「大菩薩峠」
...門番は宇内(うない)という老人夫婦...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...もっと大きく働いた宇内があったのではなかったか...
柳田国男 「故郷七十年」
...宇内(うだい)に大志を展(の)べられるよう...
吉川英治 「上杉謙信」
...応仁以後、宇内の暗黒は、各地に割拠(かっきょ)する豪族たちから、遅々(ちち)、自覚されて、東海に徳川、織田の起(た)つあり、西海に、毛利、大内の起るあり、甲山に信玄、ここに謙信、相模に北条、そして駿遠の堺に、今川氏の一朝に瓦滅(がめつ)するなどあって、今や日本のうごきは、急潮に変り、急激に大革新を示そうとしている...
吉川英治 「上杉謙信」
...戒刀をとっては宇内(うだい)の山伏の中でも音に聞えた河内房が...
吉川英治 「剣難女難」
...宇内(うだい)随一といっても...
吉川英治 「剣の四君子」
...宇内の名将猛士の名は雲の如くで...
吉川英治 「三国志」
...宇内(うだい)の眼をみはらせた...
吉川英治 「新書太閤記」
...宇内(うだい)いたる所の国々に割拠(かっきょ)する大名豪傑の輩(ともがら)が...
吉川英治 「新書太閤記」
...宇内(うだい)の地理にもあかるく...
吉川英治 「新・水滸伝」
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