...自他の孰れに於けるを問はず...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...『關山は孰れの山ぞ』と問へば...
大町桂月 「白河の七日」
...是に吾族と孰れ多きと云うことを知らん...
高木敏雄 「比較神話学」
...括り紐の附いた袖口の塩梅(あんばい)がその孰れとも違っている...
谷崎潤一郎 「蘿洞先生」
...人界の王の孰れをか君はかく迄*懲らしゝや? かくも譽を奪へりや?禍害の運にこゝに來し楫取多き船の上...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...内相は曾て一言も之を辯解する能はざりしのみならず列席の議員孰れも之を默聽して相爭はざりしを見れば...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...健全なる一政黨を組織す可き乎或は既成政黨の孰れにか身を投じて大に政黨革新の事に從ふ可き乎又或は一切の政黨を否認して...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...伊藤侯が進歩自由両派の孰れにも多少の遺憾ありしは無論なる可しと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...孰れも小山県の面目を備へたり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...それらの孰れかが成長する時...
豊島与志雄 「文学に於ける構想力」
...孰れを孰れと分き難し...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...これ等は孰れも真に結構な案ではあるが...
仁科芳雄 「原子力の管理」
......
仁科芳雄 「NIELS BOHR」
...各政黨の孰れかを見て自然に好惡親疏の情を生じ...
福沢諭吉 「帝室論」
...娘達は孰れもゐなかつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...悲しめる詩人は孰れを選んで天の……」「おゝ...
牧野信一 「痴酔記」
...孰れにしても此ヤグラは櫓と同訓ながら別物だ...
南方熊楠 「人柱の話」
...大黒天を『シヴアの息子ガネサ(歡喜天)の變名ではあるまいかと言るるならば理由もつくが孰れにしても研究の餘地がある』と説れた...
南方熊楠 「再び毘沙門に就て」
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