例文・使い方一覧でみる「存外」の意味


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...彼女の反応は存外あっさりだった...   彼女の反応は存外あっさりだったの読み方

...存外にもこのホテルは空いてるかも...   存外にもこのホテルは空いてるかもの読み方

...存外なことに、私たちの会社もこの取引に関わっていた...   存外なことに、私たちの会社もこの取引に関わっていたの読み方

...彼女の努力は存外にも実を結んだ...   彼女の努力は存外にも実を結んだの読み方

...存外なことに、あの有名人と知り合いだったという...   存外なことに、あの有名人と知り合いだったというの読み方

...存外深いらしい彼等の敵意に好奇心を感ぜずにはいられなかった...   存外深いらしい彼等の敵意に好奇心を感ぜずにはいられなかったの読み方
芥川龍之介 「湖南の扇」

...「そんなでもなかつたわ」と言つてちびは存外平氣であつた...   「そんなでもなかつたわ」と言つてちびは存外平氣であつたの読み方
高濱虚子 「續俳諧師」

...美しい腕をもった子は存外少ないようである...   美しい腕をもった子は存外少ないようであるの読み方
寺田寅彦 「自由画稿」

...障子というものがまた存外巧妙な発明である...   障子というものがまた存外巧妙な発明であるの読み方
寺田寅彦 「日本人の自然観」

...涼味涼しいという言葉の意味は存外複雑である...   涼味涼しいという言葉の意味は存外複雑であるの読み方
寺田寅彦 「備忘録」

...この戎の存外なるは左衞門尉などの少もはたらきにあらず...   この戎の存外なるは左衞門尉などの少もはたらきにあらずの読み方
徳永直 「光をかかぐる人々」

...一方――お角の見た眼前の光景は、あの通りすさまじいものでしたけれど、また存外、簡単に、型がついてしまったようなものですが、しかし、このホンの一場の活劇の新聞が、忽(たちま)ちにして、恐ろしい伝播力をもって、加速度に拡がって行ったことは、如何(いかん)ともすることができません...   一方――お角の見た眼前の光景は、あの通りすさまじいものでしたけれど、また存外、簡単に、型がついてしまったようなものですが、しかし、このホンの一場の活劇の新聞が、忽ちにして、恐ろしい伝播力をもって、加速度に拡がって行ったことは、如何ともすることができませんの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...ところが、お松を悩ませた臥竜梅の下の桶屋さんなるものは、その手許(てもと)を見ていると、存外不器用で、且つ不熱心と思われないでもありません...   ところが、お松を悩ませた臥竜梅の下の桶屋さんなるものは、その手許を見ていると、存外不器用で、且つ不熱心と思われないでもありませんの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...もう二度使おうとは思わなかったですが、また手入れをしなければならないです」「新たに漁でもおはじめなさるのですか」「いや、漁ではありません、沖へ出なくても魚は捕れます」「では、急に何の必要あって」「海へ乗り出すのです、新たなる征服者が来たから、先住民族は逃げ出さなければならないです」「待って下さいよ、新たなる征服者というのは我々のことですか、先住民族というのは君のことですか」「そうです、あなた方は侵入者であり、征服者であります、新たなる征服者が来た時は、先住民族は逃げなければなりません、逃げなければ血を流します」「これは奇怪なお説です、誰が君を殺すと言いましたか、誰が君の血を見たいと言いましたか」「当然です、誰も言わないが、それが移住者の約束です」「そういう約束をした覚えもない」「人間同士の約束ではない、天則です、でなければ歴史です、人類相愛せよということは、猶太(ユダヤ)の大工さんの子だけが絶叫する一つの高尚なる音楽ですね、相闘え、相殺せ、征伐せよ、異民族を駆逐せよ、しからずばこれを殲滅(せんめつ)せよ――これは、歴史だから如何(いかん)とも致し難い、そこで、わたくしは殺されないさきに逃げます」「驚くべき誤解ですねえ、我々も、まず平和と自由とを求めて、この地に来たのですよ、歴史の侵略者とは違います、海賊ではありません、紳士です」「歴史の原則の前には、海賊も紳士もないです、あなた方は、平和を求めるつもりでこの島へ来ても、それがために、わたくしの平和が奪われます」「奪いません、おたがいに和衷協同して、相護って行き得られるはずです」「そんなことができるものか、現に、わたくしの平和が、こんなに乱されていることが論よりの証拠――やがて、わたくしが殺される運命は必然です」「左様な独断に対しては、もはや議論の限りではない、ただ、東洋人ということが、野蛮と好戦の代名詞のように心得ている君等白人の謬見(びゅうけん)からただしてかからなければならんのだが、それには相当の時間を要する、少なくともその理解の届くまで、君の出発を延期してはどうだ、果して、君が憂うるところの如く、我々は君を殺さずには置かぬ人類であるか、或いは存外、君と平和に交り得る人種であるか、その辺の見当がつくまで、出発を保留して置いてはどうか、そうして、いよいよ危険と結論が出来たその時でも、立退きは遅くはあるまい、その担保として――これをひとつ君に預けて置こうじゃないか、これは我輩の唯一の護身武器だ、安全の保証だ」と言って駒井甚三郎は、肩にかけていた鉄砲を取って、彼の前に提出し、同時にその帯革の弾薬莢(だんやっきょう)を取外しにかかると、「いや、違います、違います、あなたの観察が違います、わたくしは、あなた方を怖れるのではないです、歴史を怖れるのです、東洋の人を、野蛮だの、好戦だのと軽蔑するほど、西洋の人は文明を持ってはおりません、大きな宗教、大きな哲学、大きな科学、みな東洋から出ました、今、西洋だけが文明開化のように見えるのは、それは表面だけです、西洋の文明開化は短い間の虹です、やがて亡びますよ、わたくしは、欧羅巴(ヨーロッパ)に生れたけれど、欧羅巴が嫌いです、それで、国々を廻ってこの島へ来たです、が、これから、ここを逃げ出して、またどこか自分のくらしいい土地を求めて行きます」五十二吃々(きつきつ)として、こういう釈明をする間にも、異人氏は小舟の修繕の手を休めない...   もう二度使おうとは思わなかったですが、また手入れをしなければならないです」「新たに漁でもおはじめなさるのですか」「いや、漁ではありません、沖へ出なくても魚は捕れます」「では、急に何の必要あって」「海へ乗り出すのです、新たなる征服者が来たから、先住民族は逃げ出さなければならないです」「待って下さいよ、新たなる征服者というのは我々のことですか、先住民族というのは君のことですか」「そうです、あなた方は侵入者であり、征服者であります、新たなる征服者が来た時は、先住民族は逃げなければなりません、逃げなければ血を流します」「これは奇怪なお説です、誰が君を殺すと言いましたか、誰が君の血を見たいと言いましたか」「当然です、誰も言わないが、それが移住者の約束です」「そういう約束をした覚えもない」「人間同士の約束ではない、天則です、でなければ歴史です、人類相愛せよということは、猶太の大工さんの子だけが絶叫する一つの高尚なる音楽ですね、相闘え、相殺せ、征伐せよ、異民族を駆逐せよ、しからずばこれを殲滅せよ――これは、歴史だから如何とも致し難い、そこで、わたくしは殺されないさきに逃げます」「驚くべき誤解ですねえ、我々も、まず平和と自由とを求めて、この地に来たのですよ、歴史の侵略者とは違います、海賊ではありません、紳士です」「歴史の原則の前には、海賊も紳士もないです、あなた方は、平和を求めるつもりでこの島へ来ても、それがために、わたくしの平和が奪われます」「奪いません、おたがいに和衷協同して、相護って行き得られるはずです」「そんなことができるものか、現に、わたくしの平和が、こんなに乱されていることが論よりの証拠――やがて、わたくしが殺される運命は必然です」「左様な独断に対しては、もはや議論の限りではない、ただ、東洋人ということが、野蛮と好戦の代名詞のように心得ている君等白人の謬見からただしてかからなければならんのだが、それには相当の時間を要する、少なくともその理解の届くまで、君の出発を延期してはどうだ、果して、君が憂うるところの如く、我々は君を殺さずには置かぬ人類であるか、或いは存外、君と平和に交り得る人種であるか、その辺の見当がつくまで、出発を保留して置いてはどうか、そうして、いよいよ危険と結論が出来たその時でも、立退きは遅くはあるまい、その担保として――これをひとつ君に預けて置こうじゃないか、これは我輩の唯一の護身武器だ、安全の保証だ」と言って駒井甚三郎は、肩にかけていた鉄砲を取って、彼の前に提出し、同時にその帯革の弾薬莢を取外しにかかると、「いや、違います、違います、あなたの観察が違います、わたくしは、あなた方を怖れるのではないです、歴史を怖れるのです、東洋の人を、野蛮だの、好戦だのと軽蔑するほど、西洋の人は文明を持ってはおりません、大きな宗教、大きな哲学、大きな科学、みな東洋から出ました、今、西洋だけが文明開化のように見えるのは、それは表面だけです、西洋の文明開化は短い間の虹です、やがて亡びますよ、わたくしは、欧羅巴に生れたけれど、欧羅巴が嫌いです、それで、国々を廻ってこの島へ来たです、が、これから、ここを逃げ出して、またどこか自分のくらしいい土地を求めて行きます」五十二吃々として、こういう釈明をする間にも、異人氏は小舟の修繕の手を休めないの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...存外不思議な効果をあらはすかも知れない...   存外不思議な効果をあらはすかも知れないの読み方
中戸川吉二 「イボタの虫」

...主人も存外ホツとするかもわかりません...   主人も存外ホツとするかもわかりませんの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...官賊の間に偏せず党せずそれで先(ま)ず官軍は存外柔かなものであって...   官賊の間に偏せず党せずそれで先ず官軍は存外柔かなものであっての読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...存外に利益が多くて...   存外に利益が多くての読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

...さてその歌を見ると存外に雄々しく強き者は少く...   さてその歌を見ると存外に雄々しく強き者は少くの読み方
正岡子規 「歌よみに与ふる書」

...蕃椒をコショウと呼ぶ地域は存外に弘い...   蕃椒をコショウと呼ぶ地域は存外に弘いの読み方
柳田國男 「食料名彙」

...管理と弁別とに存外の面倒がある...   管理と弁別とに存外の面倒があるの読み方
柳田國男 「地名の研究」

...でも存外しっかりしているし...   でも存外しっかりしているしの読み方
山本周五郎 「末っ子」

...ところが、存外にも、「お前様か...   ところが、存外にも、「お前様かの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「存外」の読みかた

「存外」の書き方・書き順

いろんなフォントで「存外」

「存外」の電子印鑑作成

「存外」の英語の意味


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