...その物に怯(おび)えた蘆(あし)の嫩葉(わかば)の風に顫(ふる)えるような顔を...
田中貢太郎 「宇賀長者物語」
...午(ひる)近くから嫩葉曇(わかばぐもり)に曇っている空を背景にして...
田中貢太郎 「春心」
...血(ち)に染(そ)みたまゝで? まだ嫩若(うらわか)い足下(おぬし)を眞二(まッぷた)つにした其(その)同(おな)じ手(て)で...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...西瓜の嫩葉は赤蠅が来て甞めてしまうので太十は畑へつききりにしてそれを防いだ...
長塚節 「太十と其犬」
...それをもって例の嫩会の連中と青梅から...
額田六福 「解説 趣味を通じての先生」
...このオニフスベは嫩いとき食用になる...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...極く嫩い初期のときにはその節に早落性の苞があるから...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...すなわちその一はハギ(萩)の嫩い芽出ちの苗...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...中国の本に「今人多ク採リ二其嫩苗及花ヲ一作シレ※ト食フ」と出て...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...これにこんな名のあるのはその嫩の枝蔓の内皮が粘るから...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...その幼嫩(ようどん)なる時はすなわち筍にして筍の外を包みてこれを保護する鞘を※という...
牧野富太郎 「植物記」
......
宮沢賢治 「疾中」
...小さな柔らかいあさみどりの嫩(ふたば)が...
山本周五郎 「日本婦道記」
...東南流して三江口に至り松花江に合する嫩江(延長百七十支里)の支流の一つが此の爾河である...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...将軍劉得權君夫妻泛船嫩江...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...このわずかな緑の嫩蔓(わかづる)に慰められてである...
吉川英治 「黒田如水」
...まだ藤蔓の嫩(わか)いころだった」於菊はうなずいた...
吉川英治 「黒田如水」
...嫩葉(ふたば)のうちに...
吉川英治 「日本名婦伝」
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