...あの慈姑を買はうかしら...
芥川龍之介 「春の日のさした往来をぶらぶら一人歩いてゐる」
...姑忘聽之(しばらくわすれてきけ)...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...姑蘇(こそ)城外の蘇の字だね...
薄田泣菫 「茶話」
...姑く別個の問題として...
高木敏雄 「比較神話学」
...気ままで心のねじけたことは姑にわをかけていた...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「珊瑚」
...姑(しゅうとめ)をいびる嫁が多いなんて...
田中貢太郎 「雪の夜の怪」
...卿(おんみ)は常に当今の嫁なるものの舅姑(しゅうと)に礼足らずとつぶやき...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...いささか苦々(にがにが)しく姑の思える様子は...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...なるべくおのれを棄(す)てて姑(しゅうと)に調和せんとするをば...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...すやすや眠る姑の顔を見ていますと...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...また姑(しばら)く行くと車は線路の踏切でとまった...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...その時独(ただ)科の字のみは姑(しば)らく故(ことさ)らにこれを存置した...
牧野富太郎 「植物記」
...老人めく因循姑息な退嬰気分は一切放擲して...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...歌を研究する者にして萬葉集を知らざるが如き不心得の者は姑(しばら)く置く...
正岡子規 「萬葉集を讀む」
...淇園は人の皆知る所なれば姑(しばら)く置く...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...(姑(しばら)くフイツシエルに據る...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...その梁の霊を置き去りにすることが姑にはどうにも不憫でならないらしかった...
矢田津世子 「茶粥の記」
...鶯が啼いていますよ」姑は茶碗を口にあてたなり振り向いて...
矢田津世子 「茶粥の記」
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