...「姉上、ご飯はもうできた?」...
...「姉上から手紙が届いたよ...
...「姉上が選んだプレゼントを贈ってあげると喜ぶと思う...
...「姉上が結婚してからもう10年になるんだ...
...「姉上と買い物に出かけたら、とっても楽しかったよ...
...公子姉上(あねうえ)が...
泉鏡花 「海神別荘」
...先日も、山木田様へお嫁ぎの菊子姉上様より、しんからのおなげき承(うけたまわ)り、私、芝居のようなれども、政岡の大役をお引き受け申し、きらいのお方なれば、たとえ御主人筋にても、かほどの世話はごめんにて、私のみに非ず、菊子姉上様も、貴方へのお世話のため、御嫁先の立場も困ることあるべしと存じられ候ところも、むりしての御奉仕ゆえ、本日かぎりよそからの借銭は必ず必ず思いとどまるよう、万やむを得ぬ場合は、当方へ御申越願度(ねがいた)く、でき得る限りの御辛抱ねがいたく、このこと兄上様へ知れると一大事につき、今回の所は私が一時御立替御用立申上(もうしあげ)候間(そうろうあいだ)、此(こ)の点お含み置かれるよう願上候...
太宰治 「帰去来」
...姉上、私はこの手紙を書き上げましたならば、早速一つの記録に取りかかるつもりでいます...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...しかし姉上、こういうことは書いていても、私は決してここで不幸に陥っているわけではないのです...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...姉上にもこの都の幾分かが御想像になれるかも知れません...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...私が姉上、貴女のことを考えて暗い面持さえしていれば、優しい彼女はいつも同じように胸を痛めていてくれるのです...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...姉上の止めるのにかかわらず帰る事になった...
寺田寅彦 「竜舌蘭」
...「姉上は」と皆吉...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それから日頃姉上の形見と思って身に着けておいた鏡――亡き姉上の怨(うら)みの籠(こも)った懐ろ鏡を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...何時でもお休みになる前には、私に聲を掛けて下さるお姉樣ですもの、――それに、私の部屋を通つて玄關へ出るか、私の枕元の雨戸を開けて裏に出る外には、外へ出られない筈ですもの」「お夕食の後では、直ぐ銘々のお部屋へ引取るのですね」「えゝ、父上も、姉上も、靜かなところがお好きですから、戌刻(いつゝ)か戌刻半(いつゝはん)には別々に銘々のお部屋に引取つて、お仕事をしたり、お手習をしたり、御本を讀んだりします」「お姉樣が見えなくなつた晩は?」「戌刻(いつゝ)(八時)少し過ぎに御自分の六疊に引取つて、お仕事をして居らつしやる樣子でした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...姉上の御全快と御幸福をおいのりいたします...
宮本百合子 「寒の梅」
...オイ姉上か俺にかかせろよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...……これです」ポケットから出したのは、ノートから引きちぎつたような紙で、それに、舞臺の人間がよく使うコンテ式のマユズミのなぐり書きで、「姉上さま...
三好十郎 「肌の匂い」
...それならこの子を育ててお跡を取らせて下されば」「それはわたくしのほうはどうせお育てするのだからよいけれど、あなたはご自分の身をいためたお子ですよ、今はそうお考えでも、いつかはきっと後悔すると思いませんか」「そんなことは決してありません、そうして頂ければ気持もずっと楽ですし、こころ残りなく長崎へもまいれますわ、ねえ姉上さま、ご迷惑でなかったらそうきめて下さいまし……」そう願えればぜひ、と晋吾もそばから言葉すくなに云い添えた...
山本周五郎 「菊屋敷」
...姉上は子を生(な)したご経験がないから...
山本周五郎 「菊屋敷」
...――これは大將のお姉上も...
吉川英治 「折々の記」
...これへ拔抄することを大將のお姉上にゆるしていただかうと思ふ...
吉川英治 「折々の記」
...姉上を助け出して行くから...
吉川英治 「宮本武蔵」
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