...「だが、僕はちゃんと御約束を果したのです」「ホホウ、こいつは奇妙だ...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...色の浅黒い妙な野蛮人がいるなと思って笑っているのかともひがんで見た...
大杉栄 「日本脱出記」
...妙義あたりとつけたり...
大町桂月 「妙義山の五日」
...奇妙なものだと思います...
太宰治 「人間失格」
...御迷惑をおかけしたくもないと思いましてね」と妙なことを言い出してきた...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...………実に奇妙なことなのだが...
谷崎潤一郎 「鍵」
...軍治は珍らしく神妙だつた...
田畑修一郎 「鳥羽家の子供」
...党員の盲従と為りて主権首領に帰す則ち形式上の統一と全く其根本的意義を異にするものなり英国政党内閣の妙処は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...皮肉なような妙な笑顔さえ浮べていられたのです...
豊島与志雄 「田原氏の犯罪」
...いかにも巧妙に築かれた角面堡(かくめんほう)で...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...初めて自由の妙境が現われる...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分でも色々奇妙な発明に苦心したりしている人であった...
中谷宇吉郎 「映画を作る話」
...親分が妙なところへ誘ひ込むから...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...鼻血が出さうだ……」妙な事を云ひ出したので...
林芙美子 「浮雲」
...妙に花やかな気持になつて...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...気ばかり妙にいらいらする...
松濤明 「春の遠山入り」
...彼は妙に悲しくなった...
宮嶋資夫 「恨なき殺人」
...道理で昨日も妙な様子だと思った...
村井弦斎 「食道楽」
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