...北村小松、如月敏、山上伊太郎というような人たちはいずれも過去においては代表的な映画脚本作家であつたが、現在においては申し合わせたように転職あるいはそれに近いことをやつている...
伊丹万作 「雑文的雑文」
...今はちょうど二月で如月でありますが...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...如月(きさらぎ)は名ばかりで霜柱は心まで氷らせるように土をもちあげ...
長谷川時雨 「豊竹呂昇」
...まだ如月(きさらぎ)の小夜嵐(さよあらし)引(ひき)まどの明放(あけばな)しより入(い)りて身(み)に染(し)む事(こと)も堪(た)えがたし...
樋口一葉 「われから」
...如月のはじめ頃からそれぞれ牛馬について十幾度の実検をしているが...
久生十蘭 「玉取物語」
...返へらざる世を悲しめば如月の磯辺の雪も度(ど)を超えて降る早春大磯に滞在中...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...五月八日(火曜)又もや如月敏が昨夜泊った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...如月敏此処三日家をあけてるので家でさわいで迎へに来た...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...ホテ・グリで、如月敏と食事、ミネストロン、カネロニ、ポークチャップで、うまかった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
......
前田普羅 「普羅句集」
...未だ如月の夢深い曙の波を蹴立てゝ...
牧野信一 「緑の軍港」
...未だ如月の夢深い曙の波を蹴立てゝ...
牧野信一 「緑の軍港」
...如月寺(にょげつじ)の弥勒(みろく)様の胎内に在る筈です...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...如月寺の本堂へ忍び込んで...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...数棟の借家を含みたる同家は見る見る一団の大火焔に包まれると見る中(うち)に程近き如月寺(にょげつじ)本堂裏手に飛火(とびひ)し目下盛んに延焼中であるが...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...月も如月(きさらぎ)と変って行く...
吉川英治 「江戸三国志」
...月はじめの如月日和(きさらぎびより)...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...うめの花はつはつ咲けるきさらぎはものぞおちゐぬわれのこころに梅の花さかり久しみ下褪(あ)せつ雪降りつまばかなしかるらむ梅の花褪するいたみて白雪の降れよと待つに雨降りにけりうめの花あせつつさきて如月(きさらぎ)はゆめのごとくになか過ぎにけりこれらはその次の集『朝の歌』に出てゐる...
若山牧水 「樹木とその葉」
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