...「何時(いつ)までも押してゐて好い?」「好いとも」二人は同時に返事をした...
芥川龍之介 「トロツコ」
...いろんな好い計画は破れ...
ウイリヤム・バトラ・イエーツ 松村みね子訳 「カスリイン・ニ・フウリハン(一幕)」
...からりと晴れて好い天気だ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...なにも心配なさらないが好いのです...
田中貢太郎 「女の首」
...軽く浮ついてゐない処だけでも非常に好い感じを人に与へる...
田山録弥 「自他の融合」
...トコヨゴヨミ――好い、好い、これが好いこれが好いと思って、嬉しそうに膳を叩いた...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...そこにうまくかをるがぶつつかつたんだ――そこが運が好いと言へば好いんだ……』などと言つて笑つた...
田山花袋 「道綱の母」
...この前冬見た時よりも気候の好い時分のせいか...
近松秋江 「黒髪」
...農家の屋内生活に属する一切の趣味は炉辺に群がると云っても好い...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...名前は」「名前かい――だってもうたくさんだって云うじゃないか」「教えたって好いじゃありませんか」「ハハハハそう真面目(まじめ)にならなくっても好い...
夏目漱石 「虞美人草」
...好い加減に頭を下げて...
夏目漱石 「それから」
...好い年増が引つくり返り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...好いということがある...
三木清 「解釈学と修辞学」
...私を好いてる事だけはよく承知してゐました...
水野仙子 「道」
...只こっちが見て好嫌を言えば好いというのだ...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...矢つ張りわたしよりリイケにキスをするが好いよ...
カミイユ・ルモンニエエ Camille Lemonnier 森林太郎訳 「聖ニコラウスの夜」
...己はこいつ等が中の好いのを見るのが嬉しくてならん...
カミイユ・ルモンニエエ Camille Lemonnier 森林太郎訳 「聖ニコラウスの夜」
...「丁度好い所へ来ましたわねえ...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
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