...奇異なりとて臣某を遣はして視せしむ...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...それでちょっと私が今日党の総理を辞するというと奇異な感じを起すか知らぬ...
大隈重信 「〔憲政本党〕総理退任の辞」
...奇異なことであらう...
デカルト Renati Des-Cartes 三木清訳 「省察」
...兵馬が寝ついたのを見て奇異なる武士は...
中里介山 「大菩薩峠」
...苦楽を共にした奇異なる武士の南条でありましたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...与八も奇異なる思いをしながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...奇異なるひとつのいめえぢは私の思ひをわびしくするかつて信仰は地上にあつた...
萩原朔太郎 「蝶を夢む」
...私は奇異な思をしながらなほよく上を眺めてゐると...
水野仙子 「白い雌鷄の行方」
...同じように見慣れない奇異な服装であるから...
柳宗悦 「民藝四十年」
...一三 神隠しに奇異なる約束ありしこと神隠しからのちに戻ってきたという者の話は...
柳田国男 「山の人生」
...「どうじゃ、手に取って一見されては」「そのうち、昼でも、ゆるりと拝見いたしましょう」「左様――この暗(やみ)では、奇異な装剣も、切羽(せっぱ)の象嵌(ぞうがん)も、よく見ることはできなかろう...
吉川英治 「江戸三国志」
...奇異な顏を茫然と仰向けてゐる...
吉川英治 「折々の記」
...左慈という奇異な老人に出会ったことを語った...
吉川英治 「三国志」
...あまりに欲(ほっ)していたものが余りにたやすく目の前におかれた驚きの反作用が奇異な戦慄にもなるのであった...
吉川英治 「私本太平記」
...六十戸しかない貧しい村の一軒で――藁屋根(わらやね)の下の藁のうえに奇異な赤ン坊が生れていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...そのとき授けられた天書を播(ひもど)いてから彼はこの梁山泊中の奇異なる生命のよりあつまりを...
吉川英治 「新・水滸伝」
...たちまちのうちに奇異な物へ瞠(みは)る無数の眼が光っている...
吉川英治 「親鸞」
...驚かない!という奇異な麻痺(まひ)であった...
吉川英治 「源頼朝」
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