...天上の小さな月を一瞥(いちべつ)しながら...
芥川龍之介 「偸盗」
...天上の無人の境へ来たような...
江戸川乱歩 「黒蜥蜴」
...たゞ/″\天上の仙閣の趣とは...
大町桂月 「遊羽雜感」
...殆(ほとん)ど天上の音楽の如く聞える...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...天上の世界とか地下の国土とかの話は...
津田左右吉 「神代史の研究法」
...とうとう天上の人か鳥かになってしまう...
寺田寅彦 「映画雑感(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...巧みの技に天上の靈おの/\に築きたる王殿さして歸り行く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...嗚呼コーカサス峯高く千重の叢雲むらだちて下界のひゞきやむところ天上の火を奪ひ來し彼のたぐひか青ぐもの大空翔くる鷲一羽あらしははげし道遠し...
土井晩翠 「天地有情」
...科学の足を持って技術の地面につける代りに科学の髪の毛をつかんで天上のヒューマニティーや文化なるものへ引き上げて了うという意味で...
戸坂潤 「生産を目標とする科学」
...寧ろ多く天上のものであり...
豊島与志雄 「梅花の気品」
...天上の美人が甘い眠りに落ちて行くような気持に...
中里介山 「大菩薩峠」
...天上の星をながめている時...
中里介山 「大菩薩峠」
...天上の天(あま)の川(がわ)がすっかり凍って...
中里介山 「大菩薩峠」
...天上の炎もて汝(なんぢ)詩人たるべし!と記(しる)した...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...貴い天上の光りを導いてくれる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...シャトオブリアンが〈天上の妖術〉といっているように...
久生十蘭 「だいこん」
...天上の舟の如しという趣がある...
正岡子規 「句合の月」
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三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
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