...間違いないものと目安をきめてかかるのがそもそも大間違いのもとだ...
伊藤左千夫 「春の潮」
...ドレ/\思ひきつて大間(おほま)を抜けやう...
永井荷風 「町中の月」
...あれがこっちの本芸だと思うと大間違い...
中里介山 「大菩薩峠」
...じりじり見るんだから定めし手間が掛かるだろうと思ったら大間違い...
夏目漱石 「坑夫」
...すぐ坑夫になれると思ってるのは大間違いだよ...
夏目漱石 「坑夫」
...おさんさんのことをもしや変に疑いでもしてるんなら大間違いだと俺あいうぜ...
長谷川伸 「中山七里 二幕五場」
...もしも単にそれを人間の装飾品と考えたらば大間違いになりそうな代物(しろもの)であった...
アンブローズ・ビヤース Ambrose Bierce 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...……心法寺原へ空(から)乗物をかついで行ってこわしたのも、そいつらの仕業だったんでございます」「しかし、鍋島の乗物の数が……」「だから、それも大間違い...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...靜かな朗らかなクラリオネットの音の中に發育したものと思うのは大間違いで...
平林初之輔 「政治的價値と藝術的價値 マルクス主義文學理論の再吟味」
...鉄砲を足軽(あしがる)に任せて置くと云うのは大間違いと云うその説が中津に流行して...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...大間違いしない限り...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...それは大間違いだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...蓬と書くのは大間違いで蓬はけっしてヨモギではない)がこれに代わって登場したものである...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...大間違いだよ」思いやりと洞察とでこういう風に焦点がずって来たのを喰いとめて母を納得させ得るだけに宏子はあらゆる点で成長していなかった...
「海流」
...第二十一 大間違いかにも驚きたる妻君は暫(しばら)く大原の顔を見つめておかしさよりも訝(いぶか)しさに堪えず「大原さん...
村井弦斎 「食道楽」
...それを厳粛な近づき難いものにする」などと言うのも大間違いである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この大間々(上野(こうずけ)山田郡大間々町に近き停車場)に関しては...
柳田國男 「地名の研究」
...つまらなさそうな顔をしてその本を棚に返す……と思ったら大間違いの豈(あに)計(はか)らんやでげす...
夢野久作 「悪魔祈祷書」
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