...地上の信号灯の前に一つの人影が大童(おおわらわ)になって綱を解こうとしているのを認めた...
海野十三 「空中漂流一週間」
...大童(おおわらわ)になってあれこれと船中を物色していたが...
大阪圭吉 「死の快走船」
...今日は十五日締切の小説で大童(おおわらわ)になっているところ...
太宰治 「虚構の春」
...それでも平気で大童(おおわらわ)である...
太宰治 「女人創造」
...大童(おおわらわ)でした...
田中英光 「オリンポスの果実」
...それから荷作りに大童(おおわらわ)のヤーコフが登場)アルカージナ お年寄りは...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...玉蜀黍(とうもろこし)の毛を束(つか)ねて結ったようなる島田を大童(おおわらわ)に振り乱し...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...大童(おおわらわ)で漕ぎつけました...
中里介山 「大菩薩峠」
...大童(おおわらわ)で...
中里介山 「大菩薩峠」
...大童(おおわらわ)になって盛替えのお給仕の役をつとめている...
中里介山 「大菩薩峠」
...小女はつまみ食いで大童(おおわらわ)だ...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...大童になって雨の坊主のと騒いでいる...
久生十蘭 「湖畔」
...凡(およ)そ当時仙台の書生で大童の家の飯を喰(く)わない者はなかろう...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...夫(そ)れから私が大童に面会して...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...是(こ)れは私の為(た)めには大童信太夫(おおわらしんだゆう)よりか余程(よほど)骨の折れた仕事でした...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...彼女の方は大童なのだが...
牧野信一 「サロメと体操」
...鹿鳴館時代にもいや増してこの時代の日本は急速に西洋文化を移入せんと大童になつてゐたのだつた...
正岡容 「大正東京錦絵」
...将士のさきに立って大童(おおわらわ)な働きを見せ...
吉川英治 「私本太平記」
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