...變な男は乃ち朱雲天野大助であつたのだ...
石川啄木 「雲は天才である」
...きみがわるくなったので、大助君は、そのまま、廊下のかどをまがりましたが、やっぱり気になるものですから、そのかどから、そっと、目だけだして、よろいのほうを見ていました...
江戸川乱歩 「仮面の恐怖王」
...けれども、今年は大助り、多賀ちゃん、竹スダレのことお話しいたしましたろう? あれを二月十三日の分としていただいたのよ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...その證據に國友大助も...
三好十郎 「肌の匂い」
...ではこれで」大助は逃げるように小屋を出た...
山本周五郎 「新潮記」
...大助はあっけにとられたようにそのうしろ姿を見送っていたが...
山本周五郎 「新潮記」
...ずっとああして見張っていたんですか」「そうのようでございます」「ああよく降るなあ」そう云いながら大助は両腕をうんと伸ばして欠伸(あくび)をした...
山本周五郎 「新潮記」
...この家が太橋大助のいわゆる「別宅」であった...
山本周五郎 「新潮記」
...ここにもう届いていますよ」大助は膝の上に置いてある手紙を取った...
山本周五郎 「新潮記」
...といってほかにどうしたらいいか……知恵はないか」「つれてゆこう」そう云われて大助は秀之進を見かえした...
山本周五郎 「新潮記」
...大助は藤尾と共に高島城下で朝を待ち...
山本周五郎 「新潮記」
...そしていったいどう落ち着けるおつもりです」「おれが嫁に貰う」あんまりずばりと云われたので大助はあっけにとられた...
山本周五郎 「新潮記」
...……大助は二人の姿を見送りながら...
山本周五郎 「新潮記」
...大助に激しく頬ずりをしながら...
山本周五郎 「つばくろ」
...堀内大助は惣左衛門の二男で...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...大助が膳を片づけて去ると...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...大助の嫁をよびかける容子(ようす)に...
吉川英治 「宮本武蔵」
...にも関わらず、大助はなお、聞えぬふりをしていたが、佐渡と縫殿介(ぬいのすけ)とは、異な顔をして、すぐ足を止め、「大助どの、誰か呼んでおりますぞ」と教えつつもそれへ眼を注(そそ)ぐ...
吉川英治 「宮本武蔵」
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