...大兄弟: 年長の兄弟を指す言葉...
...「お兄さんが大兄だから、彼女のことはしっかり見守ってあげてね」...
...「大兄の立場で言わせてもらうと、その提案はありがたくはない」...
...「彼は大兄 で、弟は二男だった」...
...大兄に考案して欲しいと思つてゐるのです...
小穴隆一 「二つの繪」
...すなはち、阿倍比羅夫の蝦夷討伐のところに、「幸徳天皇が崩ぜられて、斉明天皇がお立ちになるや、中大兄皇子は、引続き皇太子として政をお輔けになり、阿倍比羅夫をして、今の秋田・津軽の地方を平げしめられた...
太宰治 「津軽」
...大兄の消極主義に反して...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...従って自然は大兄の如く……」また大兄のごとくか...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...前に挙げたように、甲の類は榎の木の「エ」、蝦夷の「エ」、物を得るの「エ」であり、乙の類は、枝の「エ」、中大兄の「エ」、笛の「エ」、吉野の「エ」、その他にも沢山ありますが、榎の木の「エ」は甲の類の「エ」で、甲の類の字を使って、乙の類の字を使ったものはない...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...そして弱い所が大兄さんを引きつけたのよ...
三好十郎 「廃墟(一幕)」
...大兄の角力のやうに致したきものなり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...大兄当直上邸...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...やがて彼女の良人(おっと)となるべき卑狗(ひこ)の大兄(おおえ)と向い合いながら...
横光利一 「日輪」
...「見よ、大兄、爾(なんじ)の勾玉は玄猪(いのこ)の爪(つめ)のように穢(けが)れている...
横光利一 「日輪」
...」と、大兄はいうと、その皮肉な微笑を浮べた顔を、再び砂浜の松明の方へ振り向けた...
横光利一 「日輪」
...卑弥呼は大兄を見上げて黙ったまま片手で彼の頬を撫(な)でていた...
横光利一 「日輪」
...が彼女は微笑しながら静に大兄の顔を見上て黙っていた...
横光利一 「日輪」
...卑狗の大兄の腕の中で眠っていた...
横光利一 「日輪」
...「ああ、大兄...
横光利一 「日輪」
...卑狗の大兄を抱いたまま床の上へ泣き崩れた...
横光利一 「日輪」
...おれの家の系図書にもない人間を描(えが)いているから講談の亜流だなどは大兄の感情に過ぎないものだ...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...――で大兄の如く...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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