...本願寺(ほんぐわんじ)まゐりの夥多(あまた)の信徒(しんと)たちが...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...遠近(おちこち)の森の梢(こずえ)に並ぶ夥多(あまた)寺院の甍(いらか)は眩(まばゆ)く輝きぬ...
泉鏡花 「活人形」
...人死(ひとじに)も夥多(おびただ)しかった...
泉鏡花 「絵本の春」
...疾病等による死亡数は既婚者より未婚者の場合に於て遙かに夥多(かた)であるといふことを例証せんとしてゐる...
エレン・ケイ 伊藤野枝訳 「恋愛と道徳」
...あらかじめ夥多の資本を要するをいかんせんや...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...いわゆる真の不思議と称すべき事項も夥多(かた)あれば...
井上円了 「おばけの正体」
...話中出るところ夥多(かた)の人物老若男女貴賤賢愚一々身に応じ分に適(かな)え...
宇田川文海 「松の操美人の生埋」
...その他夥多(あまた)の英霊は今は余の親友となり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...人類の食糧はなお足り過ぎて毎年夥多の胃病患者を出すにあらずや...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...ああしからば汝の宗教も夥多(かた)の基督信徒ならびに異教信徒の宗教と同じく事業教なり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...北部歐羅巴ニテ夥多ノ石製利器發見サルヽニ及ビ恰モ鐵器ニ先ダチテ青銅器ノ行ハレタルガ如ク...
坪井正五郎 「石器時代總論要領」
...我の加はることなくて夥多の業は遂げられぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
... 5塹濠廣くらして中に多くの輕舟と夥多の戰利安らかに保たんために築かれき...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...夥多の麥を振り蒔きて農夫の食事とゝのへぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...380夥多貴き財寶を身に安らかに保つため...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...なんぞそれ世人購求の神速にして夥多(かた)なるや...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...また英国委員は諸国に向かいてその主義を宣布ししかして職工輩のうちよりことに夥多(かた)の賛成者を得たり...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...芸術家自身の統一夥多がなさしめるわざではないか...
中原中也 「感情喪失時代」
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