...來ただけの歌は隨分夥しい數に上つたが...
石川啄木 「歌のいろ/\」
...あれだけ夥しい死びと人形の中に...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...あの夥しい血潮まであとかたもなく消え去ってしまった...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...何処から湧き出づるのか夥しい濁水が...
大阪圭吉 「坑鬼」
...記事には今の夥しい塩酸加里事業が...
薄田泣菫 「茶話」
...きつと氣がつく御前の來るのを待つのは恐いけれど來てしまへば俺は元氣づいて躍り出す、氣がつけば引つきり無しに遣つて來る、神來の喜び!木の音の行列、夥しい星の歌、一粒撰りの新しい音色!天の戸をくる喜びの歌、朝の歌!氣の揃つた一團の可愛ゆい、小さな百姓車の行進曲!(一〇、二五曉、愛の本所載)わが兒は歩む吾が兒は歩む大地の上に下ろされて翅を切られた鳥のやうに危く走り逃げて行く道の向ふには地球を包んだ空が蒼々として、底知らず蒼々として日はその上に大波を蹴ちらして居る風は地の底から涼しく吹いて來る自分は兒供を追つてゆく...
千家元麿 「自分は見た」
...夥しい血まめが見る見るぶらさがっていく...
知里真志保 「アイヌ宗教成立の史的背景」
...夥しい海鳥の群が此の低い珊瑚礁島を蔽うてゐる...
中島敦 「環礁」
...こういう婦人連の前に佇みながらチチコフは、『だが、一体あの手紙の主はどれだろう?』と思って、鼻を前に突きだしたが、そのつい鼻の先きを、夥しい肱だの、袖口だの、袖だの、リボンの端だの、いい匂いのする肌著の襟だの、着物だのの列が掠めて行くばかりであった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...照子達と一緒に芝居へ行くことを夢想して見ると夥しい華さと悦びとを感じました...
牧野信一 「愚かな朝の話」
...西洋幾億万の人間は幸福を減じたこと夥しい...
正宗白鳥 「論語とバイブル」
...かくまで夥しい材料を...
南方熊楠 「十二支考」
...代々夏の夜をなき明したに違いない夥しい馬追いも...
宮本百合子 「犬のはじまり」
...夥しい食料を買ひこんで...
室生犀星 「命」
...大きな花弁(はなびら)の形に結(ゆ)い上げられた夥しい髪毛(かみのけ)が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...そんな夥しい実在物の息苦しい...
夢野久作 「能とは何か」
...正面の仏壇の夥しい累々とした位牌だった...
若杉鳥子 「旧師の家」
...路の埃は実に夥しいものであった...
若山牧水 「みなかみ紀行」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
- 野球選手の大谷翔平さん: 第2子の無事な誕生を報告しました 👶
- サッカー選手の堂安律さん: 髪色を変えてチュニジア戦に備える ⚽
- 歌手の田原俊彦さん: 芸能生活47年目、82枚目シングルをリリースし、ライブツアー開催を意気込む。🎤
時事ニュース漢字 📺
