...画題は〈楊貴妃〉それもあの湯上りの美しい肌を柔らかな羅(うすもの)に包んで勾欄(てすり)に凭れながら夢殿の花園を望んで見ると言った構図で...
上村松園 「芙蓉の花にも似た美しい楊貴妃を」
...夢殿、中宮寺を含む法隆寺一郭の中にわれらの美の淵源とすべき彫刻の充満していることはいうまでもない...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...殊に夢殿の秘仏救世観世音像に至っては...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...夢殿の觀音は祕佛にて拜まれぬよし...
内藤湖南 「寧樂」
...それから夢殿のほうへ向った...
堀辰雄 「大和路・信濃路」
...夢殿の観音の修理をしていた...
正宗白鳥 「冬の法隆寺詣で」
...あれは夢殿村ですがここをこう行く道は間道で...
横光利一 「馬車」
...夢殿村から脱け出て来た患者がこっそり人目を忍んで湯にひたっているのにちがいないと思い出した...
横光利一 「馬車」
...なるほど自分も夢殿村をあれほど恐れたところから考えても...
横光利一 「馬車」
...花江も夢殿村で患者達に取り包まれて...
横光利一 「馬車」
...彼女も自分もいつかは最後に夢殿村へ這入らなければならぬとしたら...
横光利一 「馬車」
...丁度学者のところから夢殿村へ帰ろうとする花江と道の中央で出逢ったのだ...
横光利一 「馬車」
...中里介山氏の「夢殿」といふのは厩戸皇子を書いたものだが...
吉川英治 「折々の記」
...二十四夢殿――夢殿秘仏――フェノロサの見方――伝法堂――中宮寺――中宮寺観音――日本的特質――中宮寺以後ひるから夢殿に行った...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...廊下の奥にその伝法堂の見えている絵殿のぬれ縁に立って夢殿をながめると...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...しかし夢殿観音の生まれたのは...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...微妙な表情を含んだ夢殿や中宮寺の観音の唇が...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...中宮寺(ちゅうぐうじ)観音、夢殿観音、百済(くだら)観音等の神秘は、当時の人心の驚異と憧憬とを語りつくして余さない...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利!手書き漢字入力検索
