...夜あけの空が赤くそまって...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「人魚の姫」
...夜あけ前の、氷点下何度という風は、雪にまみれた二人を更に白くした...
石川欣一 「山を思う」
...奈落に落ちて一夜あける...
泉鏡花 「薄紅梅」
...まだうす暗い夜あけまえでしたが...
江戸川乱歩 「海底の魔術師」
...一夜あけたら、もんどり打つて、おのれを異國人あつかひにしてしまつたこの十年來の友が憎かつた...
太宰治 「道化の華」
...あすの夜あけにはしのゝめの雲ともろともにきえて行こうとおっしゃってそれ/″\御用意をあそばされ...
谷崎潤一郎 「盲目物語」
...もう秋季収穫(アキ)がはじまつてゐる音・出来秋ぬれてはたらく・夜あけの雨が柿をおとして晴れました・十字街はバスが人間がさん/\な秋雨・濡れて越える秋山のうつくしさよ・ぬれてきてくみあげる水や秋のいろはだしであるく花草のもう枯れそめて・ヱスもひとりで風をみてゐるか・秋雨の夜がふける犬に話しかける九月二十日雨...
種田山頭火 「其中日記」
...それから夜あけの葉が鳴る雪でもふりさうな...
種田山頭火 「其中日記」
...変電所の鉄骨ががつちり直角形(改作)・さういふ時代もあるにはあつた蝉とる児のぬきあしさしあし・暑さきはまり蝉澄みわたる一人・ゆふべはよみがへる葉に水をやる・山はゆふなぎの街は陽のさす方へ・炎天まつしぐらにパンクした(自動車)逸郎君に・百合を桔梗に活けかへて待つ朝風・ちつともねむれなかつた朝月のとがりやう・夜あけの風のひえ/″\として月草ひらく七月二十七日曇...
種田山頭火 「其中日記」
...ところが一夜あければ*御受難週の月曜日という晩おそく...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「可愛い女」
...もうじきに夜あけだ...
土田耕平 「峠」
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野口雨情 「雨情民謡百篇」
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野口雨情 「未刊童謡」
...夜あけになると冷え冷えして空が明るくなってくるのに...
原民喜 「一匹の馬」
...夜あけになると冷え冷えした空が明るくなってくるのに...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...ハネが十時十分、神戸のマルセル・ルキエン迎へに来り、渋谷のシュヴァリエ邸へ、フランス料理、うまい羊肉、赤白のワインにシャムパン、夜あけ迄のむ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
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與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...一夜あけると、大蔵の邸は、花嫁の輿の道すじから、門前門外、すべて敷砂(しきすな)され、新郎新婦の起居する一殿の欄下(らんか)を流れる小川の朽葉(くちば)まで、底の透くほど、きれいに清掃されていた...
吉川英治 「私本太平記」
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