...歴史上の旧跡はなはだ多きこと...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...細く暗くして古風の家屋のみ多き町を眞直に突當りつ...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...我を生めるは數多きミルミドネスを司どるアイアコスの子...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...彼が雄文勁筆の力与(あず)かりて多きにおらずんばあらず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...伯が親近するものゝ反つて廉潔の士多きを以て之れを知る可し...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...内教かの功多きによるという...
中里介山 「大菩薩峠」
...感傷多き青春の情緒を述べ...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...その後今日までこの形式をかりて思ひを抒べた人々は恐らく幾千万の多きに上ることであらう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...是れ日本に溜飮病多き所以なり...
福澤諭吉 「養生の心得」
...とにかく走者多き時は人は右に走り左に走り球は前に飛び後に飛び局面忽然(こつぜん)変化して観者をしてその要を得ざらしむることあり...
正岡子規 「ベースボール」
...普通には無学文盲にていろはすら知らぬが多き乳母(の中にて特に歌よみの乳母)を持ち出したるは何故ぞ...
正岡子規 「墨汁一滴」
...此村に長生多き岡見かな「老人が沢山来て岡見をしてゐる」のではなく老人の多い目出たい村を岡見してゐる事ならん...
正岡子規 「墨汁一滴」
...上に樹木多きよし...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...近時化石学上の発見甚だ多きに伴(つ)れて過去世に地上に住んだ大爬虫遺骸の発見夥しく竜談の根本と見るべきものすこぶる多い...
南方熊楠 「十二支考」
...ガ氏また古画に蛇螺旋(らせん)状に木を登るところ多きを全く不実だといったが...
南方熊楠 「十二支考」
...国に居候時も阿堵(あと)に不埒多きをのこ...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...従って健康なかつ数多き家族を養う力を有つのは...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...十九ヶ村の多きに上つたといふことである...
若山牧水 「鳳來寺紀行」
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