「外れる」の意味
予想や期待からはずれること
小説での「外れる」の使い方
...聊(いささ)か当てが外れるので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...二十台と云う注文には外れるけれども...
谷崎潤一郎 「細雪」
...「これが外れると大変ね...
徳田秋声 「黴」
...その外れるやうな勢ひでパツと撥ねるのだと云ふことを説明する所に『訐』の字を使つて居る...
内藤湖南 「弘法大師の文藝」
...敷居が外れる音――一時に...
直木三十五 「寺坂吉右衛門の逃亡」
...頭の上の忍び返しが三尺ばかり外れるんです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二階正面の格子がそつくり外れるやうな事はあるまいな」「一々釘で打ち付けてありますよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...此處は道具がなくても樂に外れるやうに出來て居り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...窓格子がわけも無く外れるところのあるのを發見しました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何んの苦もなく外れるではありませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...六十五サイゴンの街を出外れると...
林芙美子 「浮雲」
...その猫眼は御渡御の行列についているんですか」「いま申したように近江屋の甥ですから御神事に外れるということはありません...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...錠前の外れる音も聞えぬくらゐであつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...家臣の道を外れると云うべきであろう...
本庄陸男 「石狩川」
...普段でも自分は何かの場合には朝のこの時刻に此処まで馬を飛ばして雲行きを眺めに来るのだが思惑の外れるやうなことは滅多にない――山番はそんなことも云つた...
牧野信一 「山を越えて」
...その間の出来事は脇道に外れる故に省略して...
牧野信一 「夜見の巻」
...木から堕ちて腕節外れると...
南方熊楠 「十二支考」
...テニスの道具を蔵(しま)ってあるあの部屋のラケット箱の下に床板の外れる処が在る...
夢野久作 「オンチ」
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