...富士山を図案化した赤色の壱銭五厘切手の貼(は)ってある...
宇野浩二 「茂吉の一面」
...夏目金之助高浜清様○明治三十九年四月三十日(封書)啓一金参拾八円五拾銭也一金壱百四拾八円也計壱百八拾六円五拾銭也右は「吾輩は猫である(十)」及び「坊っちゃん」の原稿料として正に領掌仕候也...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...ひさびさのあいさつをかわし、よもやまの話(はなし)に花(はな)をさかせているうちに、壱岐(いき)は、一さつの原書(げんしょ)をとりだして、「ときに、どうじゃ...
高山毅 「福沢諭吉」
...知っているだろう? 田舎芝居、菜の花畑に鏡立て、よしずで囲った楽屋の太夫に、十円の御祝儀、こころみに差し出せば、たちまち表の花道に墨くろぐろと貼り出されて曰(いわ)く、一金壱千円也、書生様より...
太宰治 「二十世紀旗手」
...支那御料理特別献立昼食壱志(シリング)八片(ペンス)夕食弐志六片其他(そのた)御尋ねに従い各位様の御嗜好に相叶(あいかな)い候御料理色々御紹介可申上(もうしあぐべく)候一...
谷譲次 「踊る地平線」
...五銭 湯札(入金壱円五十銭)一...
種田山頭火 「其中日記」
...澄太君の好意で――二十五銭 焼杉下駄三十銭 家庭用マツチ壱円 借金二口米や茶は買へなかつたが...
種田山頭火 「其中日記」
...大枚壱円三十四銭也...
種田山頭火 「松山日記」
...「祈祷も成就しそうだのう」壱岐が...
直木三十五 「南国太平記」
...壱人モオレニ刃向ウ者無カッタ...
中里介山 「大菩薩峠」
...一週間目に貰った壱円足らずの金を送ってやっていた...
林芙美子 「清貧の書」
...途中壱升壱円の米を二升買う...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...壱円弐拾銭(八尺)何か落ちつける職業はないかと...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...これで終り四月十八日 〔市ヶ谷刑務所の顕治宛 上落合より(封書 まき紙に毛筆書 表に「戸籍謄本壱通領置」とある)〕きょうは又寒い雨がふります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...水分壱割五分二厘にてその滋養分日本製の品に三倍せり...
村井弦斎 「食道楽」
...弐拾壱(にじゅういち)時候が次第に寒くなって...
森鴎外 「雁」
...壱岐(いき)の旧五月の三日をコザツケというのは...
柳田国男 「年中行事覚書」
...白い革袋のように肥えふくれた壱岐守の顔には...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
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