...褒美を貰った上に士分にまで取立てられるか...
江見水蔭 「備前天一坊」
...士分にとりたてられて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...前方の若い役人三人はそれぞれ由緒ある士分として幕府なり藩なりの勢力を負うて鷹揚に腰かけたところ...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...たぶんは幕府直參なり長崎奉行所配下の士分であつたらうと思はれる赤沼...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...その櫓には士分の罪ある者の吟味中囚えて置く牢獄等もあったからなお以て忌わしい感がした...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...五の士分が踏止まって敵と戦って...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...十日に至って新藩主が帰藩されたという事が伝って士分一同三の丸へ出頭した...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...士分(しぶん)の者三人を召抱えていなくてはならぬが...
直木三十五 「大岡越前の独立」
...これは僕の家が尾張藩の士分であった故でもあろうか...
永井荷風 「申訳」
...それが士分の者によって行われようという日であります...
中里介山 「大菩薩峠」
...相当高級の士分らしいのもいれば...
中里介山 「大菩薩峠」
...傍らなる相当高級の士分らしいのに向って話しかけるのを聞きました...
中里介山 「大菩薩峠」
...今まで会話に酣(たけな)わであった士分と...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの士分と商人との二人の口からも出たようだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...士分には相違ないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...杉本殿は士分でなく...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...實は中國筋のさる大藩にお抱への御能方(おのうかた)でございました」「いかにも」士分に取立てられた能役者の成れの果...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...士分以下の者などもう二日間...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
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