...けれども野田大塊(のだたいくわい)先生あたりに比べれば...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...何か腥(なまぐさ)い塊(かたまり)がおれの口へこみ上げて来る...
芥川龍之介 「藪の中」
...葺屋根の大きな塊が...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...鐵の塊を水におろすやう...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...「青竜王はここにいるぞッ」と格闘の塊(かたまり)の中から思いがけない声が聞えた...
海野十三 「恐怖の口笛」
...彼はすこし後退すると雪塊を掘っては岩陰へ搬(はこ)んだ...
海野十三 「地球発狂事件」
...一塊の遊星は宇宙の微分子であると同様に人間はその遊星の一個の上の微分子である...
寺田寅彦 「知と疑い」
...かくて旧社会は一塊一塊と崩れてしまうだろう...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...どん底から暗黒の石塊を引き出して...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その一塊を噛んでみると鉄より固い...
中里介山 「大菩薩峠」
...遠(とほ)くから土塊(どくわい)を擲(ほ)つたり...
長塚節 「土」
...旭川盆地をつつむ山塊の一角に米ジェット機が墜落し...
服部之総 「望郷」
...砂も石塊も水と一緒にキラキラと速く後へ飛んでゆくやうに思へた...
原民喜 「潮干狩」
...唯不気味な息づかいの荒々しさが一塊(ひとかたまり)となって...
牧野信一 「鬼涙村」
...これ確かに彼が狂人たる十分の証拠だという事で法廷で読み上げた内に「日は通常星学家が説くごとき火の塊でなく...
南方熊楠 「十二支考」
...加波山と思える山塊が眺められた...
山本周五郎 「風流太平記」
...此等の一團二團の緑の大塊である...
吉江喬松 「山岳美觀」
...土用の末ごろにはもう東山の中腹の落葉樹の塊りが...
和辻哲郎 「京の四季」
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