...彼等はこの悪魔の死に安堵を感じたのか...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...唐代の太宗皇帝、長孫皇后は世界史上に於ける最も英明にして機智に富める二統治者にして、衞軍の威武大に振ひ、王化四方に潤ひ、民心安堵、夜、戸を鎖さゞるに到れり...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...安堵と一しょに英吉利(イギリス)海峡を渡った...
谷譲次 「踊る地平線」
...」「驚いたようだが無理もない! 同時に安堵もしたね? ほお! まだアルカディア・ミクスチュアを吸っているのか...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「曲れる者」
...父親が悉皆(すつかり)安堵(あんど)してゐることは渡辺の話で圭子には解つてゐた...
徳田秋声 「チビの魂」
...母はやや安堵(あんど)の胸をなでけるが...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...群集が堵(と)に着いた時分...
中里介山 「大菩薩峠」
...それでも漸く安堵したやうに...
中島敦 「環礁」
...其方(そち)が心(こヽろ)一つにて我(わ)れも安堵(あんど)姫(ひめ)に疵(きず)もつかず...
樋口一葉 「曉月夜」
...青ンぶくれの糸瓜色は主人の心を安堵さすに充分だつた――まつたく女に対していさゝかの心も動かさぬ者といふことが...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...あの安堵の微笑に気がついた...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「餓えた人々(習作)」
...」「それを聞いて我ら安堵(あんど)のおもいがした...
室生犀星 「津の国人」
...10285そして便々たる腹に本領安堵をさせました...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...国民の健康を保護して安堵せしむるにありと考へ...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...その儀はどうぞ御安堵(ごあんど)あって」「では」と...
吉川英治 「私本太平記」
...(安堵(あんど)せよ)という布告もなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...御安堵あるがよいぞ...
吉川英治 「新書太閤記」
...ご安堵(あんど)下さいまし...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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