...ただかたきはどこまでも報いねばならないので...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...彼の努力は報いられ息子の脚は...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...「殺生の報いは、恐ろしいものじゃろうか」と漁師は聞いた...
田中貢太郎 「鮭の祟」
...牛馬にして人に報いをさすところだ」三人はまた次の処へ往った...
田中貢太郎 「令狐生冥夢録」
...こんな憂き目を見ると云うのは如何なる罪の報いかしら...
谷崎潤一郎 「三人法師」
...しかも物質的に報いられる所は甚(はなは)だ薄(うす)く給料等も時々の手当てに過ぎず煙草銭(たばこせん)にも窮(きゅう)することがあり衣類は盆暮(ぼんく)れに仕着せを貰うだけであった師匠の代稽古はするけれども特別の地位は認められず門弟や女中共は彼を「佐助どん」と呼ぶように命ぜられ出稽古の供をする時は玄関先で待たされた...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...どういう報いがやってくるか...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...前世の報いだろう――いや...
直木三十五 「南国太平記」
...この妻の労苦に対して私の報いたのは...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...自分のばかさ加減の報いを受けることになるだろう...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...この首つたけのセリイヌは彼以上の熱烈さで彼の心に報いると見せかけたのであつた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...八月二十日 〔巣鴨拘置所の顕治宛 駒込林町より(封書)〕八月二十日 第八十信只今電報いただきました(午後二時半)...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...さらに進んで肉体の方も永遠の報いをうけることができるものと考えておられることを...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...鶴江は坐わる力なき程衰えて居ります有様は何んの罰か報いかと思われ...
矢田津世子 「旅役者の妻より」
...今までの相手とは相手がちがうからな」彼に報いた秀吉の意を...
吉川英治 「黒田如水」
...今やそれが報いられたのである...
和辻哲郎 「鎖国」
...十年間の苦しい努力は冷淡な取扱いを以て報いられた...
和辻哲郎 「鎖国」
...しかし幸いにも信長の報いるところは非常に寛大であった...
和辻哲郎 「鎖国」
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