...その後にだんだんに堕落するようになったのである...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...この自尊心が堕落するといわゆる犯罪者の虚栄心となる...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...日本は戦争に勝っても腐敗堕落する一方だ...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...坊さんが堕落するやうなところを書いたものだが...
田山録弥 「紅葉山人訪問記」
...その時人は堕落するからだ...
豊島与志雄 「偶像に就ての雑感」
...いよいよ堕落するばかりでありました...
中里介山 「大菩薩峠」
...そして人はヴァニティの方に傾く即ち堕落する方は楽なのでこの男は長い間機敏を続けてゐました...
中原中也 「小林秀雄小論」
...御前のような不作法(ぶさほう)ものには好い修業になって結構だ」「ハハハハ西洋へ行くと堕落するだろうと思ってね」「なぜ」「西洋へ行くと人間を二(ふ)た通(とお)り拵(こしら)えて持っていないと不都合ですからね」「二た通とは」「不作法(ぶさほう)な裏と...
夏目漱石 「虞美人草」
...おれば両方が堕落する」「出てどこへ行く」「どこだか分らない」宗近君は机の上にあるレオパルジを無意味に取って...
夏目漱石 「虞美人草」
...坑夫に堕落すると云う事実その物はさほど苦にならぬのみか...
夏目漱石 「坑夫」
...堕落するには都合のいい道づればかりだ...
林芙美子 「新版 放浪記」
...これほど下劣で卑賤醜悪(ひせんしゅうあく)なものに堕落することが出来るのだろうか? これほど変るものだろうか? これが果して真相に近いことだろうか? ところが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...こっそり一人で堕落するのは余り没趣味で...
二葉亭四迷 「平凡」
...そしてそれを堕落せられるだけ堕落するのだと見て...
森鴎外 「雁」
...茶屋遊びくらいで堕落する筈はないだろう...
山本周五郎 「古今集巻之五」
...――おれはだんだん堕落する...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...堕落するのと同じなのよ...
横光利一 「上海」
...絶縁になっとる」「困ったお姫(ひい)さまですことね」「堕落すると...
吉川英治 「かんかん虫は唄う」
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