...園城寺の緇衣軍、南都の円頂賊、次いで動く事、雲の如く、将に、旗鼓堂々として、平氏政府を劫さむとす...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...堂々として其思想を忌憚なく発露するを得せしめて後初めて文学の発達を計る事が出来る...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...堂々として侵略的の態度に出(い)で...
大隈重信 「世界平和の趨勢」
...彼等がもう正々堂々として戦いができなくなった時...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...御態度も堂々として居られるに違ひないと私などは他愛ない想像をめぐらしてゐたのでございましたが...
太宰治 「右大臣実朝」
...目鼻立がはっきりしている上に、顔の寸が長く、髪はと云えば昔の平安朝の人などのように立つと地に着くくらいあるのを、つややかに島田に結い上げた姿は、実に堂々として、艶麗(えんれい)でありながら威厳があり、こんな人に十二単衣(ひとえ)を着せたらばどんなであろうかと思ったものであった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...美々しい回しをつけた力士が堂々としてにらみ合っていざ組もうとすると...
寺田寅彦 「田園雑感」
...客間の調度は堂々として底光りしている...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...堂々としている...
夏目漱石 「三四郎」
...対蹠的(たいしょてき)に堂々としております...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...構へだけは堂々として居りますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この年齢の男の前に堂々として見せたいと...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...東京風のおもてつきばかり堂々としてゐて...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...ロボーのように堂々として...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...シッカリと堂々として...
三好十郎 「恐怖の季節」
...是も他の一方に練餅(ねりもち)の堂々として且つうまいものが搗立(つきた)てられるようになっては...
柳田国男 「木綿以前の事」
...態度は堂々として...
山本周五郎 「竹柏記」
...それがみな優しい姿なりに堂々として聳(そび)えている...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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