...萬古乾坤の間に磅すべき也...
大町桂月 「宗吾靈堂」
...男らしい乾坤一擲(けんこんいってき)の大陰謀などは...
太宰治 「新ハムレット」
...上等の国飛び切りの国であるから坤輿の上...
津田左右吉 「流れ行く歴史の動力」
...坤輿一球透き通り仰ぎて上に見るがごと下にも光る千萬(せんまん)の星の宿りを眺め得ば下界の名さへ空しくて我世いみじと知るべきを...
土井晩翠 「天地有情」
...斯くて露清條約は成立せざるを得たりと雖も、露國は依然事實上の滿洲占領を繼續したるを以て、公は滿洲開放統治策を起草し、之れを劉坤一、張之洞の兩總督に贈りたり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...乾坤山日本寺(けんこんざんにほんじ)の羅漢様の首...
中里介山 「大菩薩峠」
...東西のある乾坤(けんこん)に住んで...
夏目漱石 「草枕」
...この大乾坤(だいけんこん)のいずくにか通(かよ)う...
夏目漱石 「虞美人草」
...百年三万六千日乾坤(けんこん)を提(ひっさ)げて迎に来ても上がる事はついにできぬ...
夏目漱石 「趣味の遺伝」
...一五七一年版のオルテリゥスの「全世界図」(これは万暦壬寅に利瑪竇(マテオリッチ)の「坤輿全図」となって日本にも伝えられた)には南回帰線から南極に及ぶ仮想の大陸を描いて未知の南大陸 Terra austraris nondum cognita と命名しているが...
久生十蘭 「南極記」
...乾坤日夜浮...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...この人最高の発明といわれた『乾坤之巻』所載の円理のごときは...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...日々食を与えたが(一六五八年版ツヴェ『莫士科坤輿誌(コスモグラフィー・モスコヴィト)』八六頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...言をかえていえば、それ等社会学、経済学的原則が実行に移されようとする時、乾坤一擲、新たな生命を以て、しんからうまれ変らなければならない根性が、人間の、人生に向かう態度のうちにあるのではないだろうか...
宮本百合子 「男…は疲れている」
...乾坤(けんこん)を捏造(ねつぞう)するほど力があろうとも...
吉川英治 「三国志」
...いまや蜀も魏も呉もその総力をあげて乾坤(けんこん)を決せねばならぬ時代に入ると共に...
吉川英治 「三国志」
...乾坤一擲(けんこんいってき)伸(の)るか反(そ)るかだが...
吉川英治 「新書太閤記」
...武人がややもすると口にする乾坤一擲(けんこんいってき)――だの...
吉川英治 「新書太閤記」
便利!手書き漢字入力検索
