...天の高きに坐す――否恐らく「彼」ですら知らないであろう...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...コロンウェルの輩(はい)数知れぬほど御位(みくらい)の周囲に坐するあり...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...国民を政治的に訓練指導しなかった罪に坐する...
大隈重信 「勢力の中心を議会に移すべし」
...その阿弥陀様さえ毎月の二十三日だけは必ずお堂へ帰って安坐する...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...常住さながら花心に坐する心地がするのはこのごろのことである...
薄田泣菫 「茶話」
...此は難波の比売碁曾(ヒメゴソ)の社に坐す...
高木敏雄 「比較神話学」
...床上に枯坐する慣(なら)ひなりき...
綱島梁川 「予が見神の実験」
...ついに死に至るまでみずから知らざるに坐するのみ...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...ひとり畝道をあるきつかれて野中の丘に坐すればなにごとの眺望かゆいて消えざるなし...
萩原朔太郎 「純情小曲集」
...くつきり晴れた朝の空に安坐する雲仙嶽の方に...
長谷健 「天草の春」
...自分とじぶんに対坐するような心もちで...
林不忘 「あの顔」
...対坐するものに意外な感じを抱かせた...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...大盤石の上に安坐する時は誇りが一切に代るのだ...
北條民雄 「独語」
...鍋を圍んで坐する人九人...
子規 「闇汁圖解」
...石上に坐するに都て土塵なし...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...一木の柱の下に坐す...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...対坐するまで饒舌(しゃべ)り続けた...
山本周五郎 「百足ちがい」
...針のむしろに坐すような辛(つら)さを味わいつづけたものだ...
吉川英治 「新書太閤記」
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