...坐つてゐる時の服装の美醜も并(あは)せて考へて見なければいかん...
芥川龍之介 「正岡子規」
...一時間ばかり舟中に坐っていた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...手は矢張胡坐(あぐら)の両膝を攫んで...
石川啄木 「菊池君」
...こゝに坐つたまゝ私を待つてたの?リンデン えゝ...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...白帆坐し、汽船走る...
大町桂月 「鹿野山」
...火のない火鉢の傍に坐つてしよんぼりしてゐるのを見ると...
鈴木三重吉 「金魚」
...前の席に坐っている妻に話掛けます...
太宰治 「たずねびと」
...火鉢の手前にどっかと坐ってしまった...
近松秋江 「霜凍る宵」
...そして長火鉢の前に坐り込んだばかりでなく...
豊島与志雄 「白日夢」
...彼は食後と見えて蒲団(ふとん)の上に胡坐(あぐら)をかいて大きくなっていた...
夏目漱石 「行人」
...彼女はコートを脱ぐなりまずそこへ坐(すわ)って手を翳(かざ)した...
夏目漱石 「明暗」
...坐(ざ)の周旋(しうせん)はそんじよ夫(そ)れ者(しや)の美(うつ)くしきを撰(ゑ)りぬき...
樋口一葉 「われから」
...道長は四角に坐って...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...坐りこんだところから立ちあがらなかった...
久生十蘭 「海難記」
...ここは六畳の小坐舗(こざしき)...
二葉亭四迷 「浮雲」
...水車が廻つてゐるときにベツドに起きあがつて鵞鳥などを抱えてゐる私の坐像は...
牧野信一 「剥製」
...私も起きた時には思わず床の上に坐って...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...前の位置に坐りこむと...
吉川英治 「宮本武蔵」
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