...我にアポロの完全均斉なる身体なかりしにもせよ...
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」
...わが国の古典的屋内装飾はその配合が全く均斉を保っていた...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...も少し形の均斉もとれていて...
太宰治 「畜犬談」
...あの均斉を缺いた平べったい胴体は...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...こうした意識の統一均斉は社会に於ける人倫習俗とある程度までおのずから一致するだろうから...
戸坂潤 「思想としての文学」
...夫による統一・均斉・均衡を有たなくてはならぬ筈だ...
戸坂潤 「思想としての文学」
...そういう統一・均斉・均衡の規範をもつ新鮮な道徳は...
戸坂潤 「思想としての文学」
...特に文章形式が内容を陶冶し均斉にし或いは具体化し豊富にさえする積極的で能動的な役割を割合多分に持っていると見做される社会科学や哲学の学術論文に於ては...
戸坂潤 「思想としての文学」
...同じくクラシシズムでも形相的な類型的な均斉と云ったような規定を抽出出来るが...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...均斉、精緻、繊巧その宜しきを得てゐるが、それは人生たるべくは、人間たるべくは、多くの場合何となく真実さ、自然さ、裸さ、ゆとり、柔みの感じを欠いてゐる...
南部修太郎 「現代作家に対する批判と要求」
...一番均斉がとり易いためであろう...
信時潔 「歌詞とその曲」
...市街の家並が不均斉で...
萩原朔太郎 「石段上りの街」
...即ちクラシズムの方程式は、均斉、対比、平衡、調和の数学的比例であって、この冷酷なる没人情の氷山では、どんな人間的なる血液も凍ってしまう...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...均斉(きんせい)...
萩原朔太郎 「猫町」
...周囲との対比や均斉を失わないよう...
萩原朔太郎 「猫町」
...均斉のとれたその樹のさし交された枝枝の中で...
横光利一 「旅愁」
...彫刻のように均斉のとれている肢体が...
蘭郁二郎 「地図にない島」
...鮮やかな均斉のとれた見事さであった...
蘭郁二郎 「鱗粉」
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