...地味にいたるまで...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...こつこつと至って地味に商売をしているのが中村屋である...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...ちょっと地味に見えながらも...
太宰治 「風の便り」
...寧(むし)ろ地味にすぎる位がいいので...
辰野隆 「愛書癖」
...「でもちょっとぐらい地味にお作りになったんではいけませんのよ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...思いきり地味にして下さらなけりゃ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...明日はほんまに地味にして行こう思うてましてん...
谷崎潤一郎 「細雪」
...妹さんの見合いに附き添う時には精々地味に作るようにと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...地味に地味にと作っているので...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...地味に於て物資に於て寧ろ北来に優る南米が...
中里介山 「百姓弥之助の話」
...そこに坐っている人々も皆地味に見えた...
夏目漱石 「門」
...地味に合わぬとみえて目黒の山にはなく...
額田六福 「解説 趣味を通じての先生」
...何と申してもお歳がお歳で会場の空気が地味になり過ぎますから...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...そのころ流行(はや)つた、客同士の盃のやりとりもなく、地味に呑んで、地味に食ふ人ばかり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼女は地味にひいてしまった...
長谷川時雨 「お墓のすげかえ」
...寧ろ地味にフリーランサーとして書かれる短篇のうちにその可能がふくまれていると考えられて来ているらしい様子です...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...総じて上品で地味に見えてその実上等品といったところが履き手の自慢...
山本笑月 「明治世相百話」
...正信の帰参以来、彼と家康とは、よく主従二人きりで、こうして地味に、話すことをただ楽しむ如く話していることがあった...
吉川英治 「新書太閤記」
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