...えい加減にして土竜(もぐら)の芸当はやめろい...
伊藤左千夫 「春の潮」
...土竜は身をひねって彼の跨(また)ぐらを潜(くぐ)って逃げ出す...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...土竜……けれど結局何かに弾かれたような工合(ぐあい)になって...
魯迅 井上紅梅訳 「故郷」
...この村の犬が土竜を喰うなんて変だぜ」殿村は...
江戸川乱歩 「鬼」
...土竜やなんかで、あんな全身血まみれになる筈はないよ」「兎(と)も角(かく)調べて見よう...
江戸川乱歩 「鬼」
...土竜(もぐらもち)のような暗い生活をしている女の堕落的気分が...
徳田秋声 「黴」
...分かれ道などは全く不明な土竜(もぐら)の穴のような道程だった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...誰が土竜(もぐらもち)の真似なんかするものかと思った...
夏目漱石 「坑夫」
...土竜(もぐらもち)の真似をして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...日本中の土竜(もぐら)は暮しが立たねえ」「同志も世間を憚(はばか)って来ず...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...心象の飛躍を索める夢も消えて土竜の心であつた...
牧野信一 「凩日記」
...明るみに逼ひ出た土竜のやうに私の酔は一途に重態と化して...
牧野信一 「天狗洞食客記」
...土竜と嘲つてゐる影法師連へ想ひを通はさうと努めたのである...
牧野信一 「夜見の巻」
...広嗣の土竜がまず本朝で産地や毛色に由らぬ馬の名の最も早く見えたものであろう...
南方熊楠 「十二支考」
...土竜(もぐら)が庭の土を揚(あ)げて困る時は庭の四方へ石油を滴(た)らしておくと決して土竜が入りません...
村井弦斎 「食道楽」
...煙突掃除(えんとつそうじ)のように黒い一匹の土竜(もぐら)を見つける...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...土竜はぴくぴく動く...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
...土竜(もぐら)の掘った塚を見渡してみる...
ルナアル Jules Renard 岸田国士訳 「にんじん」
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