...四隣みな目をそばだてざるは無かりき...
大町桂月 「鹿島詣」
...猶兮若レ畏二四隣一...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...四隣(あたり)を見ると...
岡崎雪聲 「死神」
...四隣(しりん)なければ寂(せき)として声(こゑ)なくやゝ時もうつりけり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...または移住の径路や四隣の民族との関係などによって...
津田左右吉 「日本上代史の研究に関する二、三の傾向について」
...天下は麻の如く乱れて四隣みな強敵だ...
中里介山 「大菩薩峠」
...四隣(あたり)が静かな所為(せゐ)かとも思つたが...
夏目漱石 「それから」
...闇に四隣寂寥(しりんせきりょう)として手燭(てしょく)の弱い燈(ひ)に照らされた木立の影が長く地に印(いん)せられて時々桐の葉の落ちる音がサラサラとするばかり...
沼田一雅 「暗夜の白髪」
...四隣(あたり)が遠(とほ)うござりますので御氣分(ごきぶん)の爲(ため)にもよからうかと存(ぞん)じまする...
樋口一葉 「うつせみ」
...色は黒けれど好き樣子(ふう)とて四隣(あたり)の娘どもが風説(うはさ)も聞えけれど...
樋口一葉 「大つごもり」
...この四隣(あたり)はいづれも閑靜(かんせい)にて...
一葉女史 「たま※[#「ころもへん+攀」、U+897B]」
...四隣(あたり)に物おと絶えたるに霜夜の犬の長吠(とほゞ)えすごく...
樋口一葉 「軒もる月」
...四隣(しりん)の異同を詳しく究めた上でないと...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...四隣に強敵をひかえ...
吉川英治 「新書太閤記」
...四隣に火が燃えひろがっているのに...
吉川英治 「新書太閤記」
...外部の百難も、四隣の強敵も、それは恐るるに当らない...
吉川英治 「新書太閤記」
...四隣に聞えた武勇の輩(ともがら)も...
吉川英治 「新書太閤記」
...そうした四隣の客はまた...
吉川英治 「平の将門」
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