...酒の滴を四方八方に向かって捧げたが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...そして其の膨脹を妨げる邪魔物をとりのけようとして、四方八方に押す...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...あたかも全体が四方八方に飛び散るごとくである...
魯迅 井上紅梅訳 「不周山」
...四方八方に心配を惹(ひ)き起せり...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...四方八方に手をまわし...
太宰治 「新釈諸国噺」
...どちらにゆくにも道は四方八方に通じてゐて窮るところがない...
近松秋江 「箱根の山々」
...四方八方に向いていて...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...四方八方に砂利を投げるのではなかった...
豊島与志雄 「庶民生活」
...そしてまた四方八方に分散している...
豊島与志雄 「どぶろく幻想」
...四方八方に向いて開いてる眼です...
豊島与志雄 「碑文」
...四方八方にそうである...
豊島与志雄 「北京・青島・村落」
...自分が四方八方に気を配って...
夏目漱石 「坑夫」
...すぐ激しく四方八方に働きはじめ...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...外を見るとき、私は四方八方に、論争、矛盾、怒り、悪口、非難を予見する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...眼を四方八方にくばって見よう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それ程でなくとも作者として一種の変テコな失礼を四方八方に働らいたような良心的な苛責を感ずる事になるのだからツイ遠慮したくなるのである...
夢野久作 「創作人物の名前について」
...……どうしてもモノにしようと思って色々様子を探ってみたんだそうですが、その柳仙の一軒屋というのは、見付の人家から二三町も離れていて、呼んでも聞こえないばかりでなく、四方八方に森や、木立や、小径がつながり合っていて、盗賊(かせぎ)には持って来いの処だったのですが、しかし、何よりもタッタ一つ、一番恐ろしい番犬がこの柳仙の家をガッチリと護衛(まも)っている事が、最初から判明(わか)っているのでした...
夢野久作 「二重心臓」
...それが四方八方にぐるぐるっているではないか!セルゲイは目をさまして...
神西清訳 「ムツェンスク郡のマクベス夫人」
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