「四」の意味
数字の4
小説での「四」の使い方
...四角な箱に窓を明けたような...
有島武郎 「或る女」
...久さんは対山館から持参した破れ雨傘の骨を削って一本に四羽ずつさし込むのであった...
石川欣一 「可愛い山」
...朝早くこの運動に出て、一面に霜に蔽われながらなお青々と生長して行く、四、五寸くらいの小さな菜に、僕は非常な親しみと励みとを感じていたのだが、もうきっとよほど大きくなったに違いない...
大杉栄 「獄中消息」
...私も四十歳近くなって...
太宰治 「『井伏鱒二選集』後記」
...人を見ると低い声でガーガーガーと三声か四声ぐらい鳴く...
寺田寅彦 「沓掛より」
...その音の性質は自分が八月四日に千(せん)が滝(たき)で聞いたものとほぼ同種のものであったらしい...
寺田寅彦 「小爆発二件」
...逍遥四人の優れた評論家が唱えた処は...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...四十三私は急に智慧がついてなにかひと皮ぬいだやうに世界が新しく明るくなると同時に脾弱かつた体がめきめきと達者になり...
中勘助 「銀の匙」
...誰だろう」平次は四方(あたり)を見廻しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前は不二屋の茶汲女四人と...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...日に四円の儲けは...
林芙美子 「朝夕」
...田の字づくりの四部屋(へや)ばかりの家で...
林芙美子 「河沙魚」
...虫が四囲いちめん鳴きたてている...
林芙美子 「新版 放浪記」
...四阿のところでほんものの仮面強盗が出ました...
平林初之輔 「探偵戯曲 仮面の男」
...中当番として朝の四時まで...
牧逸馬 「運命のSOS」
...親は四角な区劃の紙片(かみきれ)を一字一字埋めながら...
牧野信一 「自烈亭」
...今日は四たびめというわけであった...
山本周五郎 「季節のない街」
...ことに自分の通っている道から両側にかけ三四尺四方の穴を穿って落下した弾の痕が無数に散らばっているのを見ると...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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