...数年前西伯利亜(シベリア)の監獄にゐる或る囚徒が本国の文豪ゴリキイに手錠を一つ送つて寄(よこ)した...
薄田泣菫 「茶話」
...自分はいつしか煩悩の囚人(とりこ)となって居るのではあるまいか...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...やがて大勢の囚人達が手に手にピストルを持って...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「グロリア・スコット号」
...徒刑囚とさ! こわがらあね...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...あなたを囚人として告発したのです...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...処刑囚を励ますために皆呼びかける...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...徒刑囚の徳は役人の徳を罠(わな)にかからせることもある...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...傍(かたわら)に立つ同囚(どうしゅう)に問うた言葉である...
夏目漱石 「思い出す事など」
...その表情を見ると気の毒というよりむしろ心配そうなある物に囚(とら)えられていた...
夏目漱石 「行人」
...ことに近頃は一種の脅迫(けふはく)觀念に囚(とら)はれて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...沁々と甚太郎の喉を聴いて……得難い思ひを囚へてやる...
牧野信一 「歌へる日まで」
...還って大理寺に幸し囚繋を録するに...
南方熊楠 「十二支考」
...美濃とは遙かに隔たった九州の或る町の囚獄に...
柳田国男 「山の人生」
...しかも植物式の囚われ方をしたものの中(うち)で偉大なものになると...
夢野久作 「鼻の表現」
...それこそ生れて初めての思いに囚(とら)われて...
夢野久作 「一足お先に」
...もう病関索(びょうかんさく)の刀のサビかと、素直にあきらめをつけていたら、なんと、免囚の後々まで、えらいお世話になりまして」「そんなことがあったかなあ」「旦那はお忘れでも、こっちは忘れたことはございません...
吉川英治 「新・水滸伝」
...今度は何か肩身のせまいような羞恥(はにか)みに囚(とら)われて佇立(たたず)んでいるのであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...再び私情に囚(とら)われまい...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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