「囚」の意味
捕らわれること
小説での「囚」の使い方
...ではなぜその話を信じないのか? 幽霊などを見る者は迷信に囚(とら)はれて居るからである...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...新時代の服装をした囚人の夫婦は絡繹(らくえき)と銀座通りを歩いてゐる...
芥川龍之介 「僻見」
...意識下に幽囚された訳だ...
江戸川乱歩 「疑惑」
...獄死はいやだ囚人で羨やましかったのは...
大杉栄 「続獄中記」
...更に厳重に警固するやう言ひつけて囚人を手渡し...
太宰治 「右大臣実朝」
...止せばよいのに囚(とら)われの父がどんな姿をしているか見たいと思って...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...刑期満ちて娑婆に出た竊盗囚が再び罪を犯すのは...
豊島与志雄 「川端柳」
...怪しい幻覚が私を囚えた...
豊島与志雄 「都会の幽気」
...従って漕刑囚人が必要となった...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この囚人を熟視し給ひ...
フランツ・カフカ 中島敦訳 「罪・苦痛・希望・及び眞實の道についての考察」
...九十二 再び地下の室へ帰るのは放たれた囚人が牢に帰る様なものだ...
シモン・ニューコム 黒岩涙香訳 「暗黒星」
...―囚人曰(いわ)く...
林芙美子 「新版 放浪記」
...『囚はれの女*』の原稿が載つてゐるのだ...
堀辰雄 「續プルウスト雜記」
...兄上の家でほぼ囚人状態です...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...滅入り込んでしまひさうな弱さに囚はれてゐた...
牧野信一 「毒気」
...載せてある囚人の数は...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...囚人(つみびと)も今日は休らふ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...同じ思想に停滞したり囚えられたりしないで...
与謝野晶子 「激動の中を行く」
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