...そして嘴(くちばし)のながい奴を...
モオパッサン 秋田滋訳 「狂女」
...のみならず太い嘴(くちばし)の上に鼻眼鏡をかけた河童が一匹...
芥川龍之介 「河童」
...他の一羽が手綱を嘴にはさんで...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...何人の坑夫が鶴嘴を手から放したか...
大阪圭吉 「坑鬼」
...これなる鋤(すき)と鶴嘴(つるはし)とを取上(とりあ)げました...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...「サッカイ」は砂堆ですなわち長い砂嘴...
寺田寅彦 「土佐の地名」
...さう思つて見るとぐつと後へ首を引いては嘴が痛からうと思ふ程ぼく/\と強く叩く其動作がひどく滑稽で私は思はず興味を持つた...
長塚節 「隣室の客」
...鼻は鷲の嘴のように傲慢に折れまがり...
久生十蘭 「湖畔」
...嘴を折られ、眼玉をえぐりだされ、不幸な人間の末路といったぐあいに長く伸びていたが、そのうちに意識が戻ってきたふうで、血をためた眼窩を上にむけ、途方に暮れたようにトホンと空を見あげてから、辛い努力をかさねながら、草むらから身体を起しにかかった...
久生十蘭 「春の山」
...天心に嘴を差しのばし...
久生十蘭 「魔都」
...ダガシカシ……痩(やせ)我慢なら大抵にして置く方が宜かろうぜ」文三は血相を変えた……「そんな事仰(おっ)しゃるが無駄(むだ)だよ」トお政が横合から嘴(くちばし)を容(い)れた...
二葉亭四迷 「浮雲」
...其處は白嘴鴉(みやまがらす)の群に未だ隱れてゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...近寄(ちかよ)つては自分(じぶん)の尖(とが)つた嘴先(くちさき)でチクリと刺(さ)して墜落(ついらく)させてしまふのだ...
逸見猶吉 「火を喰つた鴉」
...昆虫の嘴(くちばし)がこれに触(ふ)れてそれを動かすために...
牧野富太郎 「植物知識」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...鸚鵡の嘴(くちばし)のやうに曲つてゐる...
マクシム・ゴルキイ Maksim Gorkii 森林太郎訳 「センツアマニ」
...砂嘴の方向と測候所の風位報告と合わぬことがあってもこれも驚くに足らぬ...
柳田國男 「地名の研究」
...嘴(くちばし)を木刀のように構えているペリカン...
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」
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