...彼等わたしは実は彼等夫婦の恋愛もなしに相抱いて暮らしてゐることに驚嘆してゐた...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
...聴く毎に嘆賞すべきことのみにて...
石井研堂 「大利根の大物釣」
...見るもの聞くものに哀怨の嘆き絶えざらば何をよすがに生を保たむ...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...」と感嘆し、佛法僧は清淨の地を選んで棲める由なるを書いてある...
今井邦子 「佛法僧」
...一見矛盾しているが実は合致している法則から結果する調和はさらに一段と驚嘆すべきものである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...オットーは感嘆した...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...実践の苦悩のはてに面する人類の嘆声...
中井正一 「美学入門」
...嘆くがものは誰にもないのであるが...
中原中也 「青年青木三造」
...「不思議です事ねえ」と細君は帰天斎正一(きてんさいしょういち)の手品でも見物しているように感嘆すると...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...詠嘆的の純情詩であつたからである...
萩原朔太郎 「純情小曲集」
...どのくらい君の家族は嘆いただろう...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...嘆くように言った...
久生十蘭 「あなたも私も」
...寒空の星を眺めるより他にせん術もないと嘆き疲れた上句望遠鏡を購ふべき金策に現れたのであつた...
牧野信一 「凩日記」
...驚嘆の息を殺して眺めるだけであつた...
牧野信一 「サクラの花びら」
...一方で血だらけの・いちかばちかの・勝利を求めなければならないのを大いに嘆いた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...妻は驚き、かつ嘆いて、(冗談もほどにして下さい...
吉川英治 「新書太閤記」
...「嘆いてばかりいる時ではない...
吉川英治 「新書太閤記」
...若くして多感な――そして宗教家らしい詠嘆(えいたん)を洩らしてその側に立った...
吉川英治 「宮本武蔵」
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