...しかしふと目に止まつた西洋人の比喩(ひゆ)の美しさを愛する心だけは残つてゐる...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...譬喩を珠玉に求めむか...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...譬喩(ひゆ)を珠玉に求めむか...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...三五 譬喩による枕詞...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...譬喩が上手であるという事――夫は弁証法的才能の一段階だ――と共に...
戸坂潤 「思想としての文学」
...譬喩やユーモアやウィットやアイロニーやを通じて現われる極めて普遍的な論議的文学技術になると...
戸坂潤 「思想としての文学」
...第二には比喩(ひゆ)である...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...いっしょに絡(から)まり合っているようですから御仕合せです」絹糸の喩(たとえ)は何とも知らず面白かったが...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...この譬喩性は、時間性が全く克服され愛が純粹に完全に成就されれば、おのづから全く消滅する...
波多野精一 「時と永遠」
...実際的にも比喩的にも動かすには手間がかかった...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...知ってさえいたらなあ」太陽にすら黒点があるという天文学者の比喩は今日の言葉では完璧なものはないということ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...決して喩へではなしに鯰の料理は見ても吐気を催すのだ...
牧野信一 「月あかり」
...そのままわが身の上に喩へられたりするかのやうな滑稽気なデリウジヨンになど駆られるのであつた...
牧野信一 「裸虫抄」
...(二)譬喩の句譬喩(ひゆ)の句は一事物を以て他の一事物と比較する者なるが故に...
正岡子規 「俳句の初歩」
...烏羽玉(うばたま)の夢ちゅう物は誠に跡方もない物の喩えに引かるるが...
南方熊楠 「十二支考」
...何一つ成らぬという喩(たと)えに作られた仏説なるを...
南方熊楠 「十二支考」
...比喩では無く、文字通りに泣いている...
三好十郎 「俳優への手紙」
...ちょうど我々の日常語の中にも優れた言い回しや比喩がよく出てくるけれども...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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