...そんな事を言うて喜ぶんぢやから全く始末に了へん...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...当時の関東軍参謀は今日考えられるように人々の喜ぶ地位ではなかった...
石原莞爾 「戦争史大観」
...あえて人の憂(うれい)を見て喜ぶような男ではないが...
泉鏡花 「婦系図」
...人を食うのを喜ぶのだろうと思うと...
魯迅 井上紅梅訳 「狂人日記」
...着物の襟などを注意すると喜ぶくせに...
高神覚昇 「般若心経講義」
...西洋人の喜ぶが如く二千五百年間送つて來たので...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...母親の喜ぶのは元よりのこと...
田中貢太郎 「四谷怪談」
...私はそれをむしろ喜ぶ...
種田山頭火 「其中日記」
...われら二神の戰場に入るを果して喜ぶや?見よ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...その企の失敗を喜ぶと同時に...
徳冨蘆花 「謀叛論(草稿)」
...それを喜ぶに違いない...
豊島与志雄 「子を奪う」
...神聖という光輪をまとってみずから喜ぶ道徳...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...徳がどんなに喜ぶでせう」捨吉は端折をおろすと...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あるいは極めて浅薄陳腐なる意匠を繰り返して独り自ら喜ぶ...
正岡子規 「俳句の初歩」
...悔むよりは喜ぶ理由の方を多くもった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...吾人は二君の為めに此挙あるを喜ぶ...
山路愛山 「信仰個条なかるべからず」
...もう喜ぶ術を失ってしまっているので...
横光利一 「馬車」
...ただ喜ぶばかりのことではすまされず...
横光利一 「旅愁」
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