...結句氣樂な女(をなご)せえ喃...
石川啄木 「赤痢」
...立花さんでアごあせんか? こりや怎(ど)うもお久振でごあんした喃(なあ)...
石川啄木 「葬列」
...『年を老(と)ると駄目です喃(なあ)...
石川啄木 「鳥影」
...』『驚いた喃...
石川啄木 「鳥影」
...大變な事になるから喃(なあ)...
石川啄木 「天鵞絨」
...「お定ツ子は穏(おとな)しくて可(え)え喃(なあ)...
石川啄木 「天鵞絨」
...横笛、今はとて、涙に曇(くも)る聲(こゑ)張上(はりあ)げて、『喃(のう)、瀧口殿、葉末(はずゑ)の露とも消えずして今まで立ちつくせるも、妾(わらは)が赤心(まごゝろ)打明けて、許すとの御身が一言(ひとこと)聞かんが爲め、夢と見給ふ昔ならば、情(つれ)なかりし横笛とは思ひ給はざるべきに、など斯くは慈悲なくあしらひ給ふぞ、今宵ならでは世を換へても相見んことのありとも覺えぬに、喃(のう)、瀧口殿』...
高山樗牛 「瀧口入道」
...喟然(きぜん)として「仁水(じんすい)だ喃(なあ)」と嘆じた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...またわが邦は天然の商業国なりというがごときの問題を喃々(なんなん)するがごとき迂遠の労を採るを要せんや...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...よい名じゃ喃(のう)」お局(つぼね)は少し茶かし気味です...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...喃々(なんなん)としてお喋舌(しゃべり)をするのです...
野村胡堂 「法悦クラブ」
...喃々戯語(なんなんけご)を交(かわ)して春光の下を歩いた記憶は...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...喃(のお)、此処は此の老人に免じて、一先ず引上げて下さらんか? それも素手とは云わん、無理ではあるが金で辛棒して貰い度いんじゃどうかな?」彼にはこの対応が、事実であるとは思えなかった...
橋本五郎 「自殺を買う話」
...びっくりしやんすが喃(のう)」そう云って...
林芙美子 「田舎がえり」
...誰かおもうて吃驚したが喃(のう)」尾道でも同じようなことを言われたと云って...
林芙美子 「田舎がえり」
...お婆さんは「暑いです喃」と返事をした...
林芙美子 「絵本」
...そして董荼奴(とうとぬ)や阿会喃(あかいなん)の陣へかくれこんだ...
吉川英治 「三国志」
...「……が喃(のう)...
吉川英治 「新書太閤記」
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