...「鸚鵡啄残紅稲粒鳳凰棲老碧梧枝」と名詞の位置を顛倒(てんたう)しなければならぬ...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...しかし「新詩社」は啄木の外にもこの「オデイツソイスの弓」を引いたもう一人の歌人を生み出してゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...二葉亭四迷(ふたばていしめい)や石川啄木も...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...あつまれるは残紅(ざんこう)、花京(かきやう)、せつ子、みつ子、啄木の五人...
石川啄木 「閑天地」
...船室に引籠(ひきこも)って啄木(たくぼく)歌集を読んだり...
田中英光 「オリンポスの果実」
...博士『今先生に申上ましたが何でも啄木に關するお話を承り度うございます』八枝『あの頃の事を可成はつきり憶えてをりますから申上ませう』博士『誰れの紹介で參上しましたか』八枝『吉野臥城さんといふ立町小學校の先生で詩をかく方がお連れになりました...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...すでに彼女を啄(ついば)み始めてる内部の病苦が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...茱萸(ぐみ)のような紫色の果を啄(ついば)んでいる...
中島敦 「環礁」
...二葉亭や啄木の方が...
中野秀人 「第四階級の文学」
...啄んでいるのは、雪が風に払われて、苔桃やガンコウランの露出した所で、恐らく芽先きか旧年の果実でも漁るらしい...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...啄木ばりの歌もたくさん作っていた...
中谷宇吉郎 「若き日の思い出」
...啄木はこんなに楽しそうに家にかえる事を歌っている...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...啄木の唄つた女のひとは昔小奴と云つたが...
林芙美子 「摩周湖紀行」
...指を啄(つつ)こうとします...
ジョナサン・スイフト Jonathan Swift 原民喜訳 「ガリバー旅行記」
...うるさく其でいいの? 大丈夫? と啄を入れなくてもよいと安心してじっと私の感受性と瞳の中にしっかりはまりこんだことを感じたのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...酔っぱらっては牧水や啄木を朗詠しながら夜の街を歩いた...
山之口貘 「酒友列伝」
...啄木鳥よ、おまへは自然の電信技師、何処へ打つのか、桜のなかで、春のしらせをこつ、こつと...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集拾遺」
...小禽(ことり)の啄(ついば)んでいる木の実を見なかった...
吉川英治 「新書太閤記」
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