...公然と啀(いが)み合う事を憚(はばか)らなかった...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...私の腹のどん底で噛み合い押し合い啀(いが)み合うている...
種田山頭火 「赤い壺」
...元はと言えば門弟共の啀(いが)み合いからであったが...
野村胡堂 「禁断の死針」
...「そう一々啀(いが)み合っちゃかなわない...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...損が行くと思つて居ましたよ」「その中でも啀(いが)み合はないのがあるだらう」「若旦那――雪之助さんくらゐのものでせうよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...啀(いが)み合ひ乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いきなり啀(いが)み合ひを始めましたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...啀(いが)み合いながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...いきなり啀(いが)み合いを始めましたよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...内儀と啀(いが)み合つて居たといふぢやないか」「啀んだのは内儀の時代の方だよ」「お前はツイ十日ばかり前に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...事毎に啀(いが)み合つてゐたことは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...匙(さじ)のような霰(あられ)が降る啀(いが)みあいが始まる...
林芙美子 「新版 放浪記」
...味方同士啀み合つてゐる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...そのしおが啀(いが)みあう大洋には濃い霧が乳色の層をつくっていた...
本庄陸男 「石狩川」
...私は私の内部に絶えず鬩ぎ合ひ、啀み合ひ、相反對し、相矛盾する多くの心を見出すのである...
三木清 「人生論ノート」
...啀(いが)み合ふ声は...
宮原晃一郎 「悪魔の尾」
...この種の啀(いが)みあいとなると...
吉川英治 「私本太平記」
...當の兩個(ふたり)は全く夢中になつて啀(いが)み合はざるを得ない...
若山牧水 「古い村」
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