「咬」の意味
か
小説での「咬」の使い方
...まして虎に咬(か)みつかれる様な事は...
芥川龍之介 「拊掌談」
...破壁残軒の下に生を享(う)けてパンを咬(か)み水を飲む身も天ならずや...
泉鏡花 「おばけずきのいわれ少々と処女作」
...別の虫は何年もかゝつて樫やポプラや松やその他いろ/\の大木の心(しん)を咬み耗(へ)らす...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...何んて痛いんだらう! 蝮が僕を咬んだんです!...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...その松の嫩枝を咬み...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...やにはに捨てたる雉子(きぎす)を咬(くわ)へて...
巌谷小波 「こがね丸」
...「無人島に三年もただ爪を咬んで暮していた人間というものはね...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...お銀様は歯咬(はがみ)をして彼等を押し退けて避けようとすると...
中里介山 「大菩薩峠」
...咬むような所作をするのは...
中山太郎 「獅子舞雑考」
...水蛭の咬み傷と見て見られぬこともない...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...タラント蜘蛛(ぐも)に咬(か)まれたんだな...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「黄金虫」
...持續とは過去を含み未來を咬み前進しつつ膨れてゆく絶え間なき過程である...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...第1図 14世紀写本の竜画第2図 1600年版 竜と蝮の咬み合いまた『蒹葭堂雑録』に...
南方熊楠 「十二支考」
...咬みきつたり、咬み裂いたり、狼流にすばしこく喰いついたりして格闘することをおぼえるくらいのことは彼には何の骨折りでもなかつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...しばらく後まで歯の痕が肉に残るほどひどく咬みしめるのであつた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...ソーントンはこの咬みつきの真似事を愛撫として理解した...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...下手(へた)に組んで手を咬(か)まれるようなことはないか」「その辺...
吉川英治 「新書太閤記」
...口中に棘(いばら)を咬(か)むようなお心地はあらせられぬか」「まま眠りかねる夜もありましたが...
吉川英治 「新書太閤記」
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